上山競馬場
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施設情報 | |
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所在地 | 山形県上山市 |
開場 | 1935年 |
閉場 | 2003年11月11日 |
所有者 | 上山市 |
コース | |
周回 | 右回り |
馬場 | ダート |
上山競馬場(かみのやまけいばじょう)とは、山形県上山市にあった地方競馬場である。ターフの個性派ツインターボが晩年を過ごしていた競馬場としても知られる。
沿革[編集]
上山における競馬は戦前から開かれていたが、1956年の豪雨災害で甚大な被害を受け、その復興資金確保のために58年から市主催の競馬が開かれるようになった。
バブル期に最盛期を迎えたが、バブル崩壊後は苦境に立たされ2003年11月をもって廃止された。廃止後、跡地は工業団地として再開発されている他、特別区競馬組合および岩手県競馬組合が管理する場外馬券売り場のニュートラックかみのやまが置かれている。
特徴[編集]
競馬の競走の出走条件は多くが収得賞金も基準に含めていることが多いが、当競馬場で開催されていたサラブレッドの金寿賞、アングロアラブの銀寿賞の2競走については馬齢が数え10歳であることのみを出走条件としていた。勝ち負けの数は一切関係なし、馬が10歳であるなら出走可という非常に珍しいものだが、この2競走は10歳馬の引退レースであった。これは上山競馬の規則で所属馬は数え10歳で引退させることを定めていたためである。
本馬場の内側に交通公園があり、競馬非開催日には子供向けの交通安全教室にも利用されていた。
脚注[編集]
- 注
- 出典