三重津海軍所

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三重津海軍所(みえつかいぐんしょ)とは、佐賀県佐賀市川副町大字早津江にかつて存在した海軍所である。

概要[編集]

早津江川に面した三重津にある海軍所跡である。佐賀県立博物館所蔵の「三重津海軍所絵図」によると、3棟の兵舎が描かれており、西の入江には船入場があり、河岸には甲子丸、電流丸など10隻の蒸気船が黒煙を上げながら停泊している。

幕末においてこの地には佐賀藩の海軍の船手稽古所、蒸気鑑製造所が置かれていた。佐賀藩は文化5年(1808年)のフェートン号事件において軍備の強化の必要性を悟り、安政5年(1858年)に三重津に船手稽古所を設立したのである。船入場の西側広場は調練場であり、その西側に蒸気鑑製造所、鍛冶工場などがあったという。

アクセス[編集]

  • JR佐賀駅バスセンターから佐賀市営バス諸富・早津江線にて40分、佐野常民記念館入口バス停下車、徒歩で5分。
  • 西鉄柳川より西鉄バス久留米沖新線にて30分、終点早津江バス停下車、徒歩で5分。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]