三好夏凜

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
三好 夏凜
みよし かりん
登場作品 結城友奈は勇者である
声優 長妻樹里
メインキャラクター
性別 女性
年齢 13→14歳(作中で誕生日を迎えている)
誕生日 神世紀286年6月12日
学年 中学2年生
趣味 健康に気を付ける事
所属 讃州中学校勇者部
身長 151cm
血液型 B型

三好 夏凜(みよし かりん)とは、オリジナルテレビアニメ『結城友奈は勇者である』に登場するキャラクターである。「夏凜」が正しい表記だが、「夏凛」という誤記をされることがあるので注意。

概要[編集]

結城友奈達のクラスに転入してきた讃州中学校2年生の女の子。その正体は神樹を守護する組織「大赦」から派遣されてきた勇者である。幼いころから勇者として戦闘訓練をしてきた、最初からなるべくして勇者となった存在。念入りの準備の末に勇者部の下へと送られてきた。 幼少から修行の日々を送ってきたため、水泳で本職並みのタイムを出すなど基礎能力が高い。現在も暇さえあれば鍛錬をして体を鍛えている。実力もバーテックスを何もさせずに1人で倒す・目晦ましをされても気配で敵の位置を判断するなど実力は高いが、経験値は友奈たちと同じ(満開に繋がる経験値は精神面の要素が大きい)。

幼い頃から勇者として人類を守るために過ごしてきたためか、自他共に厳しいストイックな性格。勇者としての使命に強く拘っており、危機感・自覚が無くマイペースな勇者部メンバーに当初は呆れて馬鹿にしており、高圧的な態度を採っていた。実際は同年代との交流がなかった故の不器用で素直になれない性格であり、学園に対しても期待していなかったと言いつつもうまくいかないことにがっかりしていた描写がある。また、未経験故のうえに元来人付き合いが下手なために排他的な態度をとってしまっていた。結城友奈達の積極的なスキンシップや気遣いに対して口では色々といいながらも照れたり感謝しており、勇者部の活動をどうでもいいと思いつつも待ち合わせ場所を間違えたときには動揺するなどしている。また、部活動に向けて練習をする・ラインの返事には直ぐに返信する・自分だけ満開出来ず身体異常を患っていない事に後ろめたさを感じるなど生真面目である。

健康維持のためにサプリメントを常時摂取しており、サプリメントについて聞かれた際には嬉々として語りだす。その割には食事はコンビニ弁当に済ませている。部屋も必要最低限の家具と健康器具しか置いていなかった。

第7話の旅館で温泉に入ったときには、恥ずかしがって一人端っこの湯船につかったりするなど恥ずかしがり屋な一面がある。おまけエピソード「その後の園子」では、園子と仲良くしている友奈の姿をみて嫉妬らしきものをしていた。園子には、風が考案した「にぼっしー」という愛称で呼ばれている。『結城友奈は勇者部所属』では、チョロインと呼ばれた。トロ子(富子)という子供に慕われている。

初登場となる第3話まで一切の情報が伏せられていた。夏凜の登場後に公式ホームページのメイン画像は変更され、全員集合画像になった。「三好春信」という大赦に勤めている優秀な兄がいるらしい。

外見[編集]

通常時の外見[編集]

髪の色は濃い茶髪。髪型は首くらいまでの長さのツインテールで、赤いリボンで結んでいる。前髪が1房だけ伸ばしている。温泉に入るときなどは髪を下ろしている。グレーのハイソックスを着用。

勇者モード時の外見[編集]

イメージカラーはレッドで、赤・こげ茶色・白の3色による配色。髪の色・髪型共に変化は無く、リボンが赤い花飾りへと変わっている。スパッツにオーバーニーと赤いロングブーツを着用。右胸辺りには赤い花が、スカート状の衣装には白い花が描かれている。

武器は日本刀で、戦闘では2振りの刀を使っての接近戦を行う。ほかにも無数の脇差を投げて遠距離攻撃も出来る。なお、勇者部のバーテックスとの戦闘も参考済みとのこと。

満開時にはカラーが白色の和風衣装になる。赤色の日本刀で持った4本の巨大なアームが出現し、高い戦闘力を誇る。

パートナー精霊[編集]

精霊の名前は「義輝」。烏帽子を被った3頭身の鎧武者の姿をしている。他の精霊と違い言葉を喋る事が可能。CV:肝付兼太氏。ただし、今のところは「諸行無常」「外道め!」「出陣!」のみ。東郷美森曰く「達観してらっしゃる方なんですね」。

動向[編集]

5体目の敵であるバーテックスと交戦している友奈らの前に初めて現れて一人で敵を封印して撃退。他のメンバーに対して自信家で高慢な態度をとって緊張感が足りないなどと言うが、勇者部の面々に情報交換を行うなどして心配する一面もみせる。監視という名目でなし崩し的に勇者部にも入部することになり、ボランティア活動にも参加することになったが、集合場所を間違えたこともあってそのまま家に戻ってしまう。だが、自分の誕生日である10月12日を勇者部のメンバーが家までわざわざ訪ねてきてお祝いしてくれたことで、みんなとの距離が少し縮まることになった。誕生日会終了後には、みんなと同じスマホアプリに登録してみんなと連絡を取り合った。

第5話でのバーテックスの総攻撃において唯一満開を経験しなかったため、満開の後遺症を受けなかったが、そのことが「自分は戦闘のために来たのに役に立っていない」と逆に負い目になってしまう。そのため、勇者部の活動に参加しないなど悩んでいたが、海で鍛練中だったときに友奈が勇者部にくるように説得。「好き」といわれて顔を赤面させるなどした末に、勇者部の部室へとやってくる。そして、「大赦」に讃州中学校に引き続き残りたいと報告して卒業まで残ってもいいという許可をもらった。

第8話で風からバーテックスに生き残りがいることを伝えられる。バーテックスとの戦闘では満開の後遺症のこともあって一瞬攻撃を躊躇するみんなに先んじて攻撃をしかけようとするも、友奈が飛び出していったため一緒に攻撃をする。そして最後は自分が後遺症が残る可能性がある満開になって倒そうとするも、友奈によってバーテックスが倒されて風と樹と一緒に学校の屋上へと戻る。そして、友奈に満開になってバーテックスを倒した友奈に説教をするために「今夜、自分のうちに泊まりなさい」と言うも、美森と友奈は別の場所に飛ばされていた。

第9話で満開による後遺症が治らないことを知った風が大赦を潰そうと飛び出したときには止めようとした際に、風からそのことを聞かされて夏凜も満開の真実を知る。そして、風に武器を飛ばされて斬りかかられそうになったときに友奈が間に入ったことで剣から逃れる。そして、友奈の満開ゲージがたまっているのをみて友奈が風をに向かっていくのを止めさせようと叫ぶが、友奈は構わずに風を止める。その結果、風は止まって樹に抱きしめられながら泣き崩れることになり、その様子を友奈と一緒に複雑な表情で見守る。そのとき、ちらっと自分の満開ゲージを確認した。休む間もなく、第10話ではアラームが鳴り響いて樹海の中に行くと東郷によって神樹の一部が破壊されたことでバーテックスが大量に攻め込んできたのをみて驚愕する。

第11話は夏凜の最大の見せ場となっている。結界を破壊するという行動に走った東郷の話を聞きつつも、絶望から神樹を破壊して世界を終わらそうとする東郷を止めようとする。しかし、バーテックスによって友奈と一緒に落下して気を失う。気を失っている間に東郷が追い詰められて神樹を破壊するという行為にいたるまでに何もできなかったことで「友達失格」と自分を責める友奈に対して、意識を取り戻した夏凜は「友達に資格はいらない」という。そして、大赦の勇者をやめて勇者部の勇者として戦うことを決意して、友奈の涙をみたくないとバーテックスに一人で立ち向かっていく。名乗りをあげて勇者部五カ条を叫びながらバーテックスを倒していく夏凜だが、満開を繰り返して限界がきたことで東郷を探す前に落下。両目両耳と片足・片手を神樹にもっていかれてしまった夏凜は、友奈を片手で感じながら友奈に声をかける。友奈の声も姿も確認できなくなってしまった夏凜だったが、夏凜のその言葉は確実に友奈に響き、友奈は東郷、そして勇者部を守ることを決意することになったのだった。

第12話では満身創痍の体ながらも、勇者部のみんなと一緒にバーテックスが神樹にたどりつくのを阻止。そして、バーテックスを撃退後は大赦からの連絡も一方的に送られるだけになる。それでも、勇者部という拠り所をみつけた夏凜は晴れ晴れとしていた。供物として奉げた機能も徐々に回復。勇者でなくなっても、日々の鍛練は欠かさず行う。そして、唯一の心配事で会った友奈が意識を取り戻すと、みんなで文化祭の劇を盛り上げた。

その後の園子」では、園子と初めて顔を合わせる。また、友奈が園子と仲良くしている姿をみて嫉妬するという可愛らしい一面も見せた。その後、機嫌をすぐに直し、友奈が夏凜の家に泊まりに来るという話を聞いて喜んでいる。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]