三丁目が戦争ですとは1971年に講談社から出版された筒井康隆の童話。永井豪がイラストを描いた。
団地住まいと一戸建て住宅住まいの住民たちが子供のささいなケンカから対立し、ついには日本全土を巻き込む紛争状態に陥るまでの過程を、主人公であるススム君の目を通して描いている。
子供向けにしては、おにぎりの中から母親の眼球が出てくるなど作者の露悪趣味あふれる仕上がりとなっていて少々きつい。
終了間際には今までの話をチャラにするようなメタ構成になっている。