一汁二菜

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一汁二菜とは、「褻」の食事における一般的な献立の組立の形式である。

概要[編集]

「一汁」とは、「飯」「褻(け。「ハレ」の対義語)の汁」「香の物」を合わせたものをいう。これに「主菜」「副菜」を添えたものが一汁二菜である。
「一汁」であっても「褻の汁」が豚汁かなにかであれば食事として成立するわけで、これに対して「饗応の膳(ハレの膳)」の場合は「菜」は「煮物」「焼物」「膾」の三菜が基本であるため組合せが異なる。これを「一汁三菜」と呼ぶ。
そのため、「日常食」の基本は「主菜副菜」というスタイルが一般化し、給食などもこのスタイルに則ることが多い。

関連項目[編集]

参考文献[編集]

脚注[編集]