浪漫派音楽
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浪漫派音楽 (ロマン派音楽、独:Musik der Romantik)とは、西洋音楽史上における19世紀から20世紀初頭の音楽の潮流であり、音楽における浪漫主義思想の発現である。主観的なまでの感情表現を特徴とする。
時代区分[編集]
浪漫派音楽は次のようにのさらに細かく時代区分される[1]。
- 初期浪漫派音楽(独:Frühromantik 1800年頃~30年頃)フランツ・シューベルト、カルル・マリア・フォン・ヴェーバなど
- 高浪漫派音楽(独:Hochromantik 1830年頃~50年頃)ローベルト・シューマン、フェーリクス・メンデルスゾーン、フレデリク・ショパンなど
- 後期浪漫派音楽(独:Spätromantik 1850年頃~1890年頃)リヒャルト・ヴァーグナ、アントン・ブルクナ、ヨハネス・ブラームス、ピョートル・チーコフスキーなど
- 世紀末浪漫派音楽(終末期浪漫派音楽)(独:Jahrhundertwende 1890年頃~1914年の第一次世界大戦勃発まで)グスタフ・マーラ、リヒャルト・シュトラウス、セルゲイ・ラハマニノフなど
古典派からロマン派の入り口は、1800年前後で、ベートーヴェンのピアノソナタの作品以降である。
脚註[編集]
- ↑ ウルリヒ・ミシェルス編『図解音楽事典』角倉一朗 日本語版監修、白水社、1989年、401頁。ISBN 978-4-560-03686-0