ロナ
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ロナ(記号R)とは、SI接頭辞の一つで、1027倍、すなわち1000𥝱倍に該当する。ヨタより1つ大きく、クエタより1つ小さい。1027倍というのは相当に大きなもので、例えば、1ロナメートルは約1000億光年(観測可能な宇宙の直径程度)に相当し、1ロナグラムは地球の質量の約6分の1に相当する。このため、科学技術が相当発達するまでは、このような単位は不要であった。そのため、ロナはSI接頭辞の中ではクエタ、ロント、クエクトと共に新しく、2022年に制定されたものである。ただ、ロナが制定されて以降も、この接頭辞が使われることは極めて少なく、指数表記が使われることがほとんどである。このため、ロナという接頭辞は現在のところ雑学のネタ以外の役割はほとんど担っていないと言える。