レタリング

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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「Enpedia 百科事典もどき エンペディア」と書かれており、下にはミヤコ様が描かれている。鉛筆を使用。
鉛筆で書かれたエンペディア

レタリング(英: lettering)は、恣意的に美しい(letter)を設計・表現すること。「デザインの凝った字をで書くこと」という意見もあるが、書道ではないので特に手描きにはこだわる必要はない。近年では日本においては義務教育のうち中学校の美術科で習得が義務付けられているという。とはいえ「カリグラフィー」と「レタリング」の境界はさほど明確ではなく、有名なところではポーランド航空の看板では「i」の文字の上の点が省略されているなどの例があった。

イスラム圏では、「神の言葉を美しく表現する」としてよく行われる。

書体とも密接な関係がある。「ステンシル」書体やコンピュータのOCR書体がある。「手書きではないからレタリングではない」という意見はありそうだが、郵便番号の自動読取用の「ISO-FontB」は手書き前提である。

日本においては、駅などの工事現場においてよく見られる、佐藤修悦による修悦体がよく知られている。佐藤修悦氏は「普通の作業員のおっさん」の風情であってほとんど記憶に残っていなかったのだが、後日同じ場所を通りかかったら落款があって orz となったという話もある。

参考文献[編集]

  • 『とめはねっ! ― 鈴里高校書道部』
  • 佐藤修悦『ガムテープで文字を書こう!』