ヨコジマドジョウ
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ヨコジマドジョウとは、シマドジョウ属の淡水魚である。
形状[編集]
体長10-12cm程。背鰭が体の中央部にある。
腹鰭は長く太い第2条が無く、骨質版は無い。
椎骨数は49〜53本。本種は全脊椎数や腹椎数、尾椎数においてアジメドジョウに類似する。
生態[編集]
朝鮮半島南西部の河川流域のみ生息している。流れが速くて浅い処を好む。
産卵期は4月~5月頃。
分類[編集]
本種は、Wakiya & Mori, (1929)により記載された。記載時は"Cobitis multifasciata"とされ、シマドジョウ属とされていた。
Sawada & Kim (1977)は、シマドジョウ属からアジメドジョウ属(Niwaella)とした[1]。
核とmtDNA分析から東部系統と西部系統に分かれるとされたが、形状上の違いは無い。
出典[編集]
- ↑ Y., Sawada; I.S., Kim (1977). “Transfer of Cobitis multifasciata to the Genus Niwaella(Cobitidae)”. Japanese Journal of Ichthyology. .