ユダヤ人入植地(ユダヤじんにゅうしょくち)とは、イスラエルが1967年の第3次中東戦争で占領した土地に建設した、ユダヤ人居住地域のことである。ヨルダン川西岸に政府公認の入植地がおよそ120か所存在する。入植活動は占領地の地位変更を禁じた国際法に違反するとされるが、イスラエルは将来のパレスチナとの和平合意で自国領に編入するつもりの大規模入植地群などで住宅増設を継続している。パレスチナ側はイスラエル側が一方的に併合した東エルサレムのユダヤ人住宅建設も入植活動と見なしている。