モノクローム〜帝都忍法帖〜

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モノクローム〜帝都忍法帖〜』は、原作:林達永、作画:金光鉉による日本漫画作品

概要[編集]

2015年3月18日より『やわらかスピリッツ』で連載が開始[1]

ストーリー[編集]

御影レイトは、平凡に暮らそうとする男子高校生。ある日、隣に住む白神イオナを狙う忍者に殺されてしまう。そこで、「閃血」を施されて忍者として生き返り、忍者との戦いに巻き込まれていくことになる。

登場人物[編集]

主要人物[編集]

御影 レイト(みかげ レイト)
本作の主人公。男子高校生。自分のことだけを考えてクールに生きようとしているが、一カ月前に隣に引っ越してきたイオナの面倒を見てしまう。イオナに図星を言われたことで逆上して怒ってしまったことを気にしている中で、アパートが燃えているのを見てイオナのいる屋上に走る。そこで、ビスマルクと王蛇穿の襲撃を受けて戦っているイオナの姿を見る。イオナを守ろうとするも敵に殺されるが、イオナの閃血によって生き返って忍者となる。
閃血となって正気を失って圧倒的な力でビスマルクと王蛇穿を殺害。イオナも襲おうとするも審判忍者が現れたことで襲おうとするも途中で限界がきて気絶。そして、目覚めて状況を理解するとイオナと一緒に逃亡の旅を続けることになる。途中で再会した世津子がアヌビスに非道に殺害されたことに激昂。忍者本流戦に出て忍者を抹殺することを誓う。
白神 イオナ(しらかみ イオナ)
本作のメインヒロイン。レイトの隣の部屋に住む女性。美人でスタイルもよく色気のあるお姉さんだが、ドジをよく起こして近所迷惑をかけてしまっている。実は忍者であり、白神一族の秘伝「閃血」を狙って何度も襲撃を受けている。そんな中、現れたレイトが死んでしまったことでレイトに「閃血」を与えて生き返らせて、レイトが忍者となることになる。

忍者[編集]

審判忍者
超上級戦闘忍者。忍者本流戦の仲裁者。戦闘能力は非常に高い。
忍者
1話冒頭で白神一族の秘伝「閃血」を狙って襲撃するもイオナに返り討ちにされて死亡した忍者。
戦車忍者・ビスマルク
ドイツ出身。白神一族の秘伝「閃血」を狙って王蛇穿と共にイオナを襲撃する。ドイツの光学技術で全細胞の85%を鋼鉄機械化しており、レイトの忍法「激流扇(げきりゅうせん)」も跳ね返した。しかし、2百万馬力の腕力を跳ね返されて死亡する。
千針傀儡忍者・王蛇穿
中国出身。白神一族の秘伝「閃血」を狙ってビスマルクと共にイオナを襲撃する。針をツボに刺すことで動きを封じて極限の快楽を相手に与えられ、イオナから閃血を聞きだそうとした。閃血によって忍者となったレイトの忍法「激流扇(げきりゅうせん)」に捕えられて、固有忍法(オンリーワンアーツ)「爆砕扇」によって肉片となって死亡する。
永生忍者・アヌビス
エジプト出身。殺害した相手をミイラにして操ることができる。世津子を兄弟を人質にしたうえで殺して操り人形にするなど非道な行いをする。閃血の力を得たレイトとも互角に渡り合うも審判忍者に止められて忍者本流戦で再戦すると言い残して去っていく。

その他[編集]

天野 世津子(あまの せつこ)
中学生時代のレイトの空手部の一つ年上の先輩。空手の腕は高く、兄弟を連れて道場に居候していた。レイトを気にかけており、忍者に追われているレイトたちに宿を提供しようとした。
アヌビスに襲われて善戦するも、兄弟を人質に取られて殺されて操り人形にされる。兄妹もすぐ後に殺された。最後にレイトに言葉を言い残した後にアヌビスに肉体もろとも壊された。

用語一覧[編集]

閃血(せんけつ)
白神一族に代々伝わる秘伝。適合率はほぼ0だが、適合すると全ての忍術を打ち破る最強人鬼となる。
忍者
人知を超えた忍術を操る。多くは一般人の命を何とも思っていない。

単行本[編集]

ビッグスピリッツコミックススペシャル小学館)より発売。

タイトル 初版発行日 ISBN 備考 サブタイトル
モノクローム〜帝都忍法帖〜 1 2015年11月17日(2015年11月12日発売) ISBN 978-4-8124-6803-6
  • 第1話 東京の闇
  • 第2話 目覚めた力
  • 第3話 超上級忍者
  • 第4話 彷徨
  • 第5話 忍者の戦い
  • 第6話 人間の矜持

脚注[編集]

外部リンク[編集]