メモリアル・リアル

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メモリアル・リアル』(Memorial・Real)は、棗悠季による日本漫画作品

概要[編集]

マガジンSPECIAL』2015年No.2からNo.6まで連載された。棗悠季の初の連載漫画。

ストーリー[編集]

茜写真館を訪ねた相沢梨緒はそこを切り盛りしている茜透真と出会う。そこでしゃべる猫写楽を目撃して、写真を巡る物語が始まる。

登場キャラクター[編集]

主要キャラクター[編集]

相沢 梨緒(あいざわ りお)
女子高生。紗弓と喧嘩してぐちゃぐちゃになってしまった写真を復元しようと茜写真館を訪れる。そのときに話す猫の写楽が話す姿を目撃した。紗弓と和解した後に美容師を目指すことにする。そして、話す猫がいる茜写真館のことも気になって連日店を訪ねるようになった。
茜 透真(あかね とうま)
茜写真館を切り盛りしている男性。写真のことになるとこだわりも見せる。
写楽(しゃらく)
オスの三毛猫。20歳。体を借りてカメラの付喪神が中に入っている。

その他[編集]

紗弓(さゆみ)
梨緒の幼馴染の女性。バイオリニストになる夢があったが、事故に遭ってバイオリンをうまく弾けなくなってしまう。そして、梨緒と喧嘩してしまうが、梨緒が昔の約束を思い出して梨緒の観客でいつづけるという夢を改めて結んで仲直りする。
茜 光蔵(あかね こうぞう)
茜写真館の創業者で透真の祖父。
小森 八重(こもり やえ)
光蔵の紹介で茜写真館に依頼してリタイヤウォーカーをしている女性の元に花の写真を送ってもらう。元々は普通の犬だったハナが介助犬として頑張ってくれていたが、高齢になったことで面倒を見てもらうのは忍びないとリタイヤウォーカーにハナを預けた。だが、梨緒の送ったメールでリタイヤウォーカーの女性がハナを連れてきたことで、再び一緒に暮らし始めることにした。
ハナ
八重の介助犬。
落合 祐吾(おちあい ゆうご)
紗弓のアパートの隣に住んでいる男の子。先月に母親が亡くなる。
落合 賢吾(おちあい けんご)
祐吾の父親。母親が亡くなった息子の哀しみを癒そうと祐吾と母親が映った写真を加工して見せる。
菜々美(ななみ)
祐吾たちと遠足にいっていた女子。
茜 瑠璃子(あかね るりこ)
透真の母親。夫を景ちゃんと呼んでいた。病気で亡くなる。
茜 ケースケ(あかね ケースケ)
透真の父親。瑠璃子に一目惚れして結婚する。

用語一覧[編集]

茜写真館(あかねしゃしんかん)
祖父が引退した後に透真が継いでやっている写真屋。

単行本[編集]

講談社コミックス講談社)より発売。

タイトル 初版発行日 ISBN 備考 サブタイトル
メモリアル・リアル 2015年7月17日(2015年7月17日発売) ISBN 978-4-06-395443-2
  • 第1話 夢のミカタ
  • 第2話 ライフ
  • 第3話 ホントとウソの願い事①
  • 第4話 ホントとウソの願い事②
  • 最終話 あのひとの空色(そらいろ)まで
  • 描き下ろし いつか神様と約束の日には

脚注[編集]


外部リンク[編集]