メダン

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

メダンは、インドネシア北スマトラ州の都市である。

概要[編集]

インドネシア、スマトラ島の北部にある都市。オランダ植民地時代に開かれた都市である。

地理[編集]

スマトラ島北部で、デリ川の流域である。

周辺の主要都市および距離
ポートブレア(1110km)
バンダアチェ(430km)
ロークスマウェ(250km)
バンコク(1140km)
プーケット(480km)
ランカウィ(330km)
ホーチミン(1190km)
コタバル(480km)
ペナン(270km)

ロクルエト(390km)
ムラボー(290km)
メダン クチン(1320km)
マラッカ(430km)
クアラルンプール(340km)


グヌンシトリ(280km)
エンガノ島(1060km)
パダン(540km)
パダンシデムプアン(250km)
ジャカルタ(1410km)
ペカンバル(460km)
ドゥマイ(370km)


気候[編集]

熱帯雨林気候(Af)に属する。夏も冬も、東京の夏並の気温である。

歴史[編集]

8世紀から12世紀にかけて、シュリーヴィジャヤ王国の領土であった。ただし11世紀にはインドのチョーラ朝の支配も受けた。シュリーヴィジャヤ王国が滅んだ後しばらくして、北西にアチェ王国が現れ、17世紀にはメダンあたりまで版図を拡大していた。

19世紀後半に、オランダの植民地となり、メダンの町が建設された。平野部に位置することから、メダンがプランテーション農産物の集散地として、スマトラ島最大の都市に発展していった。

交通[編集]

空港[編集]

都心から東へ22kmの所に、メダン空港がある。国内便や東南アジア便中心であるが、ドーハへの直行便も運行している。

鉄道[編集]

メダン駅が都心部にあり、主に空港方面への列車が発車している。路線は非電化。

関連項目[編集]

脚注[編集]