メタルギアソリッド ポータブル・オプス
メタルギアソリッド ポータブル・オプス(METAL GEAR SOLID PORTABLE OPS)とは、2006年12月5日に発売されたPSP用ソフトである。
概要[編集]
コナミから発売されたタクティカル・エスピオナージ・アクションゲーム。
ゲームシステムとして、ミッション制が導入されている。
本作から仲間を集めるシステムが導入され、MGSPWにも受け継がれていく。
MGS3のファンディスク的な要素があり、ユニークキャラクターとしてMGS3のキャラクターがゲスト出演している。
MGS3とMG1の空白を埋めるミッシングリンクの一つとして発売され、後のMGSPWに繋がる設定なども残されている。しかし、脚本を小島秀夫ではなく、小説家の三雲岳斗が担当しており、外伝的な扱いを受けている。しかしパラレル作品というわけではないため、時系列的に近いMGSPWでは本作における事件に触れているシーンが見られる。 直接的にMG1につながるようなエンディングではないものの、アウターヘブンのきっかけとなる組織やFOXHOUNDの設立の一端を垣間見ることができ、公式からの扱いは悪いもののプレイヤーからの評価は高い。
ストーリー[編集]
MGS3の6年後である1970年、コロンビア中部にあるとされるサンヒエロニモ半島は軍事上の理由から世界地図に記されていないとされる。この半島にはソ連の中距離ミサイル基地が建設されているが、東西のデタントによりソ連は基地を兵士ごと放棄する。その後、同地域にFOXを除隊していたネイキッド・スネークが謎の部隊により拉致されてくる。この部隊こそスネークのかつての原隊であるFOXであり、同部隊がアメリカの機密兵器を盗み逃亡した先がこのサンヒエロニモ半島であった。
独房の中でグリーンベレーのロイ・キャンベルに出会い、脱出。通信基地にてかつての仲間であるパラメディックとの通信に成功。そこでFOXの指揮官であるゼロが国家反逆罪の容疑で拘束されていること、首謀者がスネークであるとして手配されていることを知る。スネークは自らの潔白を証明するべく、仲間を集め、部隊の鎮圧へと向かう。