メタフィクション恋愛ゲーム

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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このページでは、メタフィクションな構成をもつ恋愛ゲームについて解説する。

概要[編集]

インディーズゲームに多い傾向にある。

どこまでを「メタフィクション」に該当すると見るか、線引きは難しい。たとえば、フリーゲームの『chaos pastel orange』では、登場人物の顔がすべて「落書きのような顔」で表示されている。「恋愛ゲーム風の萌え絵」に対するメタな構成といえばメタといえよう。しかし作中では、「周りの人間が落書きのように見える精神病」に主人公がかかってしまった理由が、それなりに合理的に説明されている。「物語内部の合理性」に留まっているという意味では、特にメタフィクションではないと見ることもできる。

一覧[編集]

Achtung.png 以下にはネタバレが含まれています。


商業ゲーム[編集]

  • 君と彼女と彼女の恋。(ニトロプラス
    • 前半はまぁ普通の恋愛ゲーム、後半は全部メタフィクションという構成。「恋愛ゲームのヒロインとは何たるか」を問いかけてくる。哲学。

インディーズゲーム[編集]

  • Merry X'mas you, for your closed world, and you...
    • ノベルゲーム・恋愛ゲームにありがちなご都合主義を、全編にわたって皮肉った「メタ100%」のナンセンス文学。といっても、カラッと乾いたユーモアではなく、筒井康隆『虚人たち』を彷彿とさせるような薄暗い虚無感が全編にわたって横溢している。
  • さよなら、うつつ。
    • 一部にメタ要素がなくはないが、9割は普通の(?)恋愛ゲーム。
  • ドキドキ文芸部!
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  • どとこい
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  • CHARONの恋愛ゲームの中には、メタ構成をもつ作品が幾つかある。
    • 書きかけ