ミリアム・マケバ
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ミリアム・マケバ(Zenzile Miriam Makeba, 1932年 – 2008年)は、南アフリカ共和国出身の歌手。パタパタが大ヒットした。
略歴[編集]
南アフリカのヨハネスブルク出身。6歳の時に父親をなくしており、すぐに働きに出るような境遇であった。ただし、救いは歌の才能を持ち合わせていた事である[1]。
南アフリカでの人気バンドマンハッタンブラザーズのボーカリストとして1950年代にデビューする幸運に恵まれる。50年代の後半に全米ツアーをして南アフリカの歌姫としての知名度は跳ね上がった。マンハッタンブラザーズ脱退後、女性だけのグループ、スカイラークスを結成する。彼女らのオリジナルサウンドは人気を得た[1]。1966年にはハリー・ベラフォンテとの共作でグラミー賞を受賞した[1]。
歌でアパルトヘイト政策を批判し続けたので南アフリカに居られなくなり、亡命生活を送ったが、彼女の活動は南アフリカの実態を広く世間に知らしめる事となった。90年代後半に帰国を許され、アパルトヘイトと闘った闘士として広く認められた[1]。
脚注[編集]
- ↑ a b c d Musica Terra 反アパルトヘイトの象徴・歌姫ミリアム・マケバの功績を称えるSomi、音楽の役割の示唆に富む新譜2024年12月14日閲覧。