マッパー

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マッパー(まっぱー)とは、地図(マップ)上に自分の訪れた場所を記録(マッピング)し、その情報を公開して、インフルエンサー的役割がある人のことである。

概要[編集]

地図上にマッパー自身が撮った写真、正確な店情報、個人的な店の評価などを記録することにより他者がよりその場所を訪れやすくする働きを持つ。

現状の使用地図はGoogleマップOpenstreetmapである。 ちなみに、OpenStreetMapは「地図Wikipedia」や「Wikipedia地図版」とも呼ばれており、[1][2][3]Wikiであるため、アカウントに登録すれば、誰でも編集ができる。[4]

日本におけるGoogleMapにおいてのマッパー第一人者は名香南美である。

GoogleMapにおいてのマッパーの特徴[編集]

マッパーとしての特徴は大きく2つある。

  1. ローカルガイドの枠を飛び越えた専門性や特徴を持っている
  2. インフルエンサー的役割がある

ローカルガイドとは何か[編集]

 ローカルガイドとは、GoogleMAPでお店をレビューできる個人アカウントの機能である。自身の地域を登録し、その地域にある店や場所をレビューすることができるだけでなく、新たな場所や道の登録も可能。

 ローカルガイドとして投稿することで、ローカルガイドのレベルが上がっていき(最大レベル:10)、レベル4以上になるとバッジがアカウントに表示されるようになる。2021年2月現在は特にGoogleからの報酬などは出ていない。

ローカルガイドの枠を飛び越えた専門性、又は特徴を持っている[編集]

 マッパーとはローカルガイドの登録地域を飛び越えて日本中、世界中に訪れた場所をマッピングし、ローカルの枠を大幅に飛び越える必要がある

 もしくは地域限定であっても特化した情報を発信している者である。

 例えば、その地域の美容サロン(美容院、ネイル、エステ、まつげ、美容クリニックなど)のレビューに特化していたり、飲食店であってもカフェやラーメン店に特化しているなど、専門性が高いマッピングをしていることが挙げられる。

インフルエンサー的役割がある[編集]

 Googleローカルガイドには、ローカルガイド同士がフォローできる機能があり、他のSNSと同じようにローカルガイドもインフルエンサー的役割を担うことができる。

 そのローカルガイドに信頼性があり、より多くのフォロワーやファンがいればより大きな影響力を訪れた店やエリアに与えることができる。それは飲食店だけにとどまらず、隠れた観光スポットなどの発見により、エリア全体に人が流れるようにする働きがある。

マッパーとローカルガイドの線引き[編集]

 日本のGoogleMAPにおいてローカルガイドの認知率、浸透率はまだ高くないため、真のインフルエンサー力は図りにくいが、しっかりした内容の情報と一定レベルがあればマッパーとしての影響力を持っていると考えられる。

  1. ローカルガイドレベルが7~8以上
  2. 投稿をオープンにしている(全公開)
  3. 公開しているリストに統一性、専門性がある

なお、ローカルガイドのレベルを上げるためにしている投稿や評価は考慮しない。

OpenStreetMapにおいてのマッパー[編集]

OpenStreetMapでは、地図を編集する行為をマッピング、マッピングをしている人をマッパーと呼んでいる。[5][6]

トラベラーとの関係性[編集]

 近年、プロトラベラー、トラベルインフルエンサーなど、世界各地を回ってSNSなどを利用し情報発信をしている人が多くいるが、マッパーとの最大の違いはその情報をマップ上に起こして公開しているかどうかである。

 マップに残していない限りはマッパーとは言えない。

脚注[編集]

関連項目[編集]