マキコー姫の大冒険

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マキコー姫の大冒険』は、『テックウィン』2003年11月号のコンテストパークにおいて金賞を受賞したRPGツクール2003製のロールプレイングゲームである。後述する続編の『マキコー姫と二つの塔』と同様、主人公のマキコー姫が王子を助けるために冒険するというストーリーファンタジー作品となっている[1]

コンテストパークでは「細部まで作り込まれた秀作短編RPG」と評されており、「イー感じでヌルイ」作品であるとされ「気軽にゲームを楽しめる雰囲気」や「ところどころで適度な謎や緊迫感が盛り込まれている」点が評価された。また各所に用意されたミニイベントによって「短編作品ながら結構なボリュームを持つ作品となっている」とも評された。惜しい点としては「ボリューム不足感」があげられており、「気軽に遊べるとは言え、じっくり腰を落ち着けて遊びたい」とされている[2]

ゲーム中ではアイテムとして「指環」が登場し、装備するとフィールドにおいて魔法を発動させることができる。一例として「炎の指環」を装備すると、火の魔法を放つことができるようになる[3][2]

マキコー姫と二つの塔[編集]

『マキコー姫と二つの塔』は、2004年10月31日に続編として公開されたRPGツクール2003製のロールプレイングゲーム。「個性的なキャラクタたちが登場するコメディタッチの物語」であり、また「パズル要素の強いダンジョン」が特徴の作品とされる[1]。前作と同様にアイテムの「指環」も登場する。

作者であるPIREは、前作は「完成させることが第一の目的」であったのに対し、本作は「思いつくことは何でも挑戦してみよう」との意気込みで制作を始めたと述べている[1]。また前作のグラフィックはランタイムパッケージのものを利用していたが、本作のグラフィックはそのほとんどが作者自身によって作成されたものとなっている[3]

ベクターの「新着ソフトレビュー」では、「コメディタッチのストーリーと、解き応えのあるダンジョン攻略が魅力的」と評価されており、また多数の隠し要素が用意されているため「『RPGはトコトンやり込む』というプレイヤーにとっては、腰を据えて長く遊べるのも魅力」と評されている[1]

脚注[編集]

外部リンク[編集]