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ホテル・インヒューマンズ
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『ホテル・インヒューマンズ』(HOTEL INHUMANS)は、田島青による日本の漫画作品。
概要[編集]
『サンデーうぇぶり』で2021年6月12日より連載。殺し屋をもてなすホテルを題材にした作品であり、様々な殺し屋が登場する。
ストーリー[編集]
星生朗と灰咲沙羅は、殺し屋専門のホテルであるホテル・イン・ヒューマンズで働いている。コンシェルジュとして二人は様々な事情を抱えている殺し屋を全力でもてなす。
登場人物[編集]
主要人物[編集]
- 星 生朗 (ほし いくろう)
- ホテル・イン・ヒューマンズのコンシェルジュをしている男性。
- 人が死ぬのが嫌で沙羅 には甘いといわれている。
- 灰咲 沙羅 (はいざき さら)
- ホテル・イン・ヒューマンズのコンシェルジュをしている女性。
- 生朗の聞いている音楽を「言葉と音階の連続」の騒音として止めて興味ないという。しかし、ニナの心を震わせた「ブレイングストーミング」の曲はいい歌だったと認めている。基本的にお酒は飲めないが、そこでしか聞くことのできないお客様の声を聴くためにバーにいることは多い。
- 高い戦闘能力を持ち、ヒューマンズの番人のような役割も持つ。
ヒューマンズの客[編集]
- 佐藤(さとう)
- 「request1.」登場。ホテル・イン・ヒューマンズの常連客の殺し屋。自分が殺した人物のニュースを聞くと夢じゃないとわかって安心する。
- シャオ・リー
- 「request1.」登場。岡嶋グループのNO.1の殺し屋。
- 中国の20歳までは生きられないといわれている貧困地域で妹と暮らしていた。岡嶋グループの前総代によって、妹を見逃す代わりに殺し屋となる。20年の期間の約束で年に一度妹の子守唄を届けてもらっていたが、最後の仕事をやり遂げた後に岡嶋グループの二代目に殺されそうになる。そして、ヒューマンズに妹のマオの行方捜査を依頼。しかし、二代目岡嶋が約束を反故にしてマオを殺害しており、二代目岡嶋を殺害。その後、妹の墓地に行って、妹がひそかに家族を築いていたことを知った。
- 加瀬(かせ)
- 「request2.」、「request3.」ダイイング・サービスに登場。常に完璧を求めている殺し屋。妻には殺し屋ということを隠しており、ヒューマンズには出張のアリバイ作りなどを頼んでいた。
- 嶋本に変装していた時に、嶋本に恨みを持つものによって刺殺された。
- ニナ
- 「request4.」登場。組織で27番目に育てられたことから「ニナ」と名付けられ、道具として生きて人を殺してきた。しかし、音楽グループ「ブレイングストーミング」の曲に心踊らされ、エースのるーちゃんのことを推すことになる。自分が後に殺されることになるのを承知の上で彼女を守るために沙羅に依頼。投機失敗で借金を抱えたことで、エースの死によって話題を得たラストシングルで儲けようとして殺しの依頼をした事務所の社長を殺害。るーちゃんを守った後、組織に殺される。
- 長谷川 伊織(はせがわ いおり)
- 「request5.」、「request6.」リメンバー・ミー登場。記憶喪失であり、招待状を受けて梨果と共にヒューマンズにやってくる。
- 実は6年前に余命一年の宣告を受けた大富豪が人生をかけて恨んだターゲットの娘の殺しを依頼された殺し屋。条件として「人生で一番幸せな時に殺せ」とあり、自分で幸せにして殺そうと考えるも、事故で運命を装ったときに記憶喪失となる。ヒューマンズによって記憶が戻るも、梨果を殺したくないと考えて自殺しようとする。生朗によってとめられたときに再び記憶喪失となり、その後は記憶を探すのをやめて梨果と幸せに生きようとしている。
- 坂井 梨果(さかい りか)
- 「request5.」、「request6.」リメンバー・ミー登場。
ヒューマンズの客関係者[編集]
- マオ・リー
- 「request1.」登場。シャオ・リーの妹。享年24歳。
- 二代目岡嶋
- 先代の岡嶋よりも不勉強であり、ヒューマンズのことも知らなかった。先代とシャオの約束も反故にしてマオを殺害。シャオも殺害しようとするも逆ギレしながら殺される。
- 緒方 あさみ(おがた あさみ)
- 「request2.」、「request3.」登場。加瀬の妻。加瀬が殺し屋ということを知らずにおり、心から愛している。加瀬の表の会社での元上司。
- 嶋本 健二(しまもと けんじ)
- 「request2.」登場。35歳男性。麻薬売買の元締めで恨みを買っており、加瀬によって殺されている。
- 宮田(みやた)
- 「request3.」登場。
用語一覧[編集]
- ホテル・イン・ヒューマンズ
- 殺し屋の客が来るホテル。コンシェルジュは客の要望には「NO」とは言わずに答える。
- ダイイングサービスとして殺し屋が死んだ後のサービスも行う。
書籍[編集]
小学館〈サンデーうぇぶり少年サンデーコミックス〉より発売。
タイトル | 初版発行日 | ISBN | 備考 | サブタイトル | ||
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2021年10月17日(2021年10月12日発売) | ISBN 978-4-09-850661-3 |
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テレビアニメ[編集]
2024年11月8日、2025年にテレビアニメ化されると発表[1]。