ベニクラゲ
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ベニクラゲ(紅海月)とは、花クラゲ目ベニクラゲモドキ科に属するクラゲの仲間である。
概要[編集]
体が半透明で、生殖腺が透けて見える。生殖器は紅色や黄色である。大きさは10mmほど。
不死のクラゲ[編集]
ベニクラゲは、衰弱すると、団子状になってポリプに戻るという特徴を持つ。
ドイツ人の大学生のクリスチャン・ゾマーがイタリアの海で採取したベニクラゲで、始めて若返りが確認された。
若返りは1991年にスペインで発表され、2000年9月には、久保田氏とかごしま水族館の研究で日本のベニクラゲも若返ることが確認された。
ベニクラゲが、若返るのはストレスを感じた時である。
ただ、ベニクラゲは、寿命による死を回避することは出来るが、捕食による死を回避することは出来ない。
近縁種[編集]
日本では、「ベニクラゲ(Turritopsis pacifica)」「ニホンベニクラゲ(T. sp.2)」、「チチュウカイベニクラゲ(T. dohrnii)」の3種が見られる。