プリントゴッコ
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プリントゴッコは、1977年から2008年の間に理想科学工業のから販売されていた印刷機。ハガキ印刷、とくに年賀状用として利用された。A4まで印刷できる大型のものもあり、学校などでテストの問題用紙の印刷に用いられたおなじく理想科学工業のリソグラフと原理はほぼ同じ。
概要[編集]
いわゆるシルクスクリーン印刷の一種であり、感熱被膜を塗ったシルクスクリーンの裏に黒で書いた原画を置き、光を当てると黒い部分の熱によって被膜が熔け、インクを通すようになるため版画ができる。謄写版(ガリ版)は鑢と鉄筆で同じようなことができたが色付きという発想はなく、「カラー印刷ができる」とあって人気の商品だった。PCとカラーのインクジェットプリンタの普及により年賀状用としては廃れたが、それなりに味わいがあるのでまだ使っている人もいるかもしれない。同一の図形が浮かび上がるウォールペーパー・ステレオグラフィの版を二枚用意し、別の色のインクを重ねて用いたものなどの試みがあった。