ブンゼンバーナー
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ブンゼンバーナーとは、ガスバーナーの一種である。学校の理科室にあるガスバーナーと言えばピンとくる人もいるかもしれない。
概要[編集]
ガスの流れをコントロールすることで、無加圧の空気を取り込み燃焼させるもの。1800年代のドイツの科学者ロベルト・ブンゼンが発明したため、ブンゼンバーナーと呼ばれる。
ガスを調整する弁と空気を調整する弁があり、点火時はガス弁を少し開けて着火。その後ガス弁の開度を調整しながら炎の大きさを調整し、次に空気弁の開度を調整して炎を適切な状態へと持っていく。消火時はこの逆。炎の状態は色で判断し、赤色は空気の取り入れが不十分、青色は空気の取り入れが十分なのを意味する。
かつて東京ガスの CM ソングで、
ユラユラ揺れる赤い火や ポッポポッポと飛ぶ炎
どちらの炎も不経済
空気腔の調節で ガスは正しく使いましょう
お得で安全 正しい炎
があったが、都市ガスが一酸化炭素から LPG などに変わったため、ほぼ気にされなくなった。
その他[編集]
ガラス加工に用いられる。化学分野では健在である。