ブライダルモデル
ブライダルモデル(またはウェディングモデル)は、ウェディングドレスや、その他の婚礼衣装やアクセサリーを着用するなどしてブライダル関連商品やコンテンツの広告を行うモデルのことである[1][2]。
商品の性格上、通常のファッションモデルと比べ清楚で上品な容姿が重視される。
概要[編集]
ブライダルモデルの主たる業務は、ブライダル関係企業等が主催するブライダルフェアへの出演[3][4]、および、雑誌や関連商品等の広告写真のモデルとなることである。そのため、通常のファッションモデルと違いファッションショーやイベント等に出演する機会は少なく、ブライダルモデル業務のみでプロのファッションモデルとしての地位を得ることは稀である。なお、スーパーモデルやカリスマモデルによるウェディングドレスやブライダルアクセサリーに特化したファッションショー(Bridal Couture Week)が開催されることもあるが、この場合のモデルはブライダルモデルとは呼ばない。
白人女性の起用[編集]
ウェディングドレスは元々ヨーロッパの文化であるため、日本人より長身で腕や脚がほっそりと長い欧米白人女性の容姿によく似合い美しさが傑出するデザインである。また、ドレスや附属する装飾品、及びブライダル専用下着(ブライダルインナー)などの商品は白色が基調であり、モデルの肌色が白いほど肌の白さと衣装の白さが相乗効果で互いに引き立て合い商品がよりいっそう美しく際立ち、清潔感と清楚で上品なイメージが演出される[5][6]。手足がスラっと長く目鼻立ちが整った美しい白人モデルは世界中の女性から理想的な女性とされ多くのトップブランドでも起用されやすい[7][8] [9][10]。「色の白いは七難隠す」ということわざにも示されているように、日本には白い肌を美の象徴とする価値観が古くから存在し、今日においては白人女性の特徴である大きな目、高い鼻、シャープな輪郭が「美人の必須条件」とされる[11][12][13]。
そのため、それら商品をより美しく掲載する[14]ためブライダルモデルは白人女性の起用が多く[15][16]、また、ウェディングドレスのような高額商品の広告には白人モデルが有効とされている[17][18][19]。
脚注[編集]
- ↑ アルバイトジャパン:ブライダルモデルのバイトって?
- ↑ UK Model Agencies:Bridal Modelling
- ↑ Licコーポレーション:ブライダル業界の魅力
- ↑ イベントスタッフ仲間集まれ!
- ↑ 素敵♡『真っ白なウェデングドレス』に込められた意味を知って、もっと花嫁姿を楽しみたい
- ↑ 知ってる?『純白ドレス』に込められたステキな意味とジンクス♡
- ↑ ランウェイで高い評価を受ける日本人モデルたち
- ↑ World's Top Fashion Weeks Nearly 90% White.
- ↑ vogue.co.jp:ランウェイや雑誌の表紙では約8割、広告では約9割を、今も白人のモデルが占めている
- ↑ ファッションショーにおける白人モデル率は75パーセント!
- ↑ 醜い美の奴隷たち
- ↑ 世界的に見ると、白人は肌が白くて顔の形状も美しいということで認識されている
- ↑ 日本のファッション雑誌のモデルに今も白人や白人とのハーフが多い
- ↑ 憧れのウェディングドレス!その正しい選び方とは!?:純白は白人女性のように透き通るような白い肌の方にはよく似合う 2015年8月19日
- ↑ ウェディング関連のモデルさんはブロンドの白人女性がほとんど
- ↑ 手足がスラっと長く、目鼻立ちが整った美しい白人モデルは世界中の女性から理想的な女性とされ多くのトップブランドでも起用されやすい
- ↑ CM広告における外国人モデル起用の有効性について
- ↑ 白人モデルをテレビCMに起用することは、高関与商品においては有効であることが実証されてきた
- ↑ コケージアン・モデル使用広告の認知的・心理的効果の検証