フロムK

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フロムK(ふろむけー)は、いしかわじゅんが描いた吉祥寺周辺のエッセイ漫画である。

概要[編集]

1980年代のバブルの頃、おしゃれな街吉祥寺には、何故か漫画家などのクリエイターがたくさん住んでいたという。この漫画は、いしかわじゅんとその周辺の人々を描いた実録漫画作品である。いしかわじゅんとそのアシスタント。付き合いのある漫画家や編集者、業界人がたくさん出てくる。

エピソード[編集]

  • 知り合いの結婚式で新郎が外にナンパしに出かけて、新婦は怒り心頭だった。
  • ストリップ劇場に遊びに行き、踊り子さんが秘密の方法で出したゆで卵を貰った。
  • アシスタントの修学旅行先が島で、往復が船便で2日かかるので、不良の多かった同校(中学)では、することがなくセックスする同級生がたくさんいた。
  • 批評家に漫画を貶された相原コージが、その日評価の書いた小説を書店で裏返しにした。
  • いしかわじゅんのアシスタントの選び方は技術云々ではなく、キャラクターで選ぶので後で苦労する事が多かった。
  • 何かに出演するため衣裳を選んでもらったら変な服しかなかった(王将柄のネクタイとかイタリアンマフィアの着る服とか)。

時代的背景[編集]

漫画家に身の回りで起きたことを漫画にするのが流行していた時期で、とりみきが『愛の逆上がり』を描いていた。このような形のエッセイコミックが出始めた時期なので書き手はそれほど多くなかった。