フレンズ (レッド・ツェッペリンの曲)

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フレンズ』 (Friends) は英国のロックバンド、レッド・ツェッペリンの楽曲。1970年発表の「レッド・ツェッペリンIII」のA面2曲目に収録され、レコードでの演奏時間は3分54秒。

概要[編集]

アコースティックギターに重なるヴォーカルと、それに加わるコンガとストリングスが幽玄な雰囲気を醸し出すフォーク・ロック的な楽曲。曲の冒頭でC6のオープンチューニングの音とピーター・グラントの喋り声が入っている。クレジットはジミー・ペイジロバート・プラントのみだが、ジョン・ポール・ジョーンズの奏でるストリングスの響きがこの曲を印象付けており、曲の最終部分はそのまま次の曲である「祭典の日」と重なるように配置されている。なおどうでもいい情報としてジョン・ボーナムが初めてドラムセット以外のパーカッションをレコーディングに使用した曲でもある。(「ブラック・マウンテン・サイド」のコンガをボーナムは叩いていない。)

その後は1972年の「ボンベイ・セッション」でも録音されたとされているが録音が公開されておらず、90年代の「ペイジ・プラント」として中近東オーケストラと共にレコーディングされ、「ノー・クォーター」に収録された。

ライヴ演奏[編集]

112youtube.png YouTubeに動画があります。

ペイジ・プラントとしてのコンサートでは多数演奏されているが、レッド・ツェッペリン時代としては1971年9月29日大阪公演で一度だけ、ストリングス抜きのシンプルなアレンジで演奏された。この曲の演奏中と思しき写真も残されている。