フィルター (音)

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シンセサイザーで音作りをする時に、オシレーターで作った音色を加工・変化させる装置。「明るい音」「きらびやかな音」「暗い音」「暖かい音」などといった表現で表される部分。音質を設定する要素である。

カットオフ周波数 (CUTOFF FREQUENCY)[編集]

フィルターで、音色の明るさ(硬さ)を調節するためのもの。「ブライトネス」、「BRILLIANCE」とも書かれる。最大値の状態では、オシレーターの周波数成分が全部出ている。カットオフをかけると、周波数の高域成分の倍音がカットされる。周波数の帯域制限である。コントロールチェンジはCC74。 値を下げると、オシレーターの周波数の高域成分が削られていく。周波数成分はいきなり消えるのではなく、高域成分から順番にカットされて行く。こもった音、ホルンのようなやわらかい音色、ふくよかな音、周波数成分が減る、地味、深みのあるダークな音色、まろやか、より暖かく落ち着いた響きになる。メロー系の音色。更に下げていくと、オシレーターの低音を含んだ周波数成分である基音も出なくなり、しまいに無音に近づき、全周波数がカットされたようになる。 値を上げると倍音が多くなり、周波数成分が強調され、より豊かで勇ましく力強い響き、明るく煌びやか、輝かしい響き、硬く鋭い音、フォルティッシモが出やすくなる。ブライト系の音色。グランドピアノの音色に対してカットオフ周波数を上げると、「ブライトピアノ」の音色になる。

レゾナンス (RESONANCE)[編集]

カットオフ周波数付近を強調させるパラメーターで、独特のクセのある音色に変化させることができる。コントロールチェンジはCC71。値を上げると、押している鍵盤の音とは違うピッチの音まで聴こえるように感じる。

関連項目[編集]