ヒメとトノ

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ヒメとトノ』(Hime&Tono)は、蛇足せんたろうによる日本4コマ漫画作品

概要[編集]

まんがタイムきららMAX』2009年9月号に掲載。その後、2009年12月号から2012年1月号まで連載された。

ストーリー[編集]

ドーナツ好きの女子高生戸野イセノは、御姫景虎に片思いしている。だが、恋愛下手で「ヒメ」が鈍いこともあってなかなか進展せずにいる。

登場人物[編集]

戸野 イセノ(との イセノ)
通称「トノ」。眼鏡をかけている黒髪ロングの女子高生。女子校に通っている。ドーナツ好きであり、ドーナツならいくらでも食べられる。
中学の同級生だったヒメに片思いしている。ヒメと王様の関係が気になったり、匂いをかいで悶えたりする。
中々ヒメに想いを伝えられずにいたが、ヒメが調理師の専門学校に行くと聞いて離れ離れになるのではないかと焦る。風をひいたことで看病しに来たヒメが告白したことで、キスをして答えた。
最終回ではヒメと結婚。コヒメという子供もできている。相変わらず朝は弱く、仕事モードの時はビシッとしているが家ではだらしない。
御姫 景虎(おひめ かげとら)
通称「ヒメ」。イセノと仲がいい男子高校生。妄想が激しいところがあり、トノのHな妄想をすることが多い。そのたびに口に出すため、イセノにドーナツを奢らされたりしている。髪は姉に金髪に染められて、金髪と黒髪が混じっている。
トノに好意を抱いていたが、中々想いを伝えられなかった。トノが風邪を引いたときに看病に行き、そこで告白。トノにキスをされるのだった。トノの好きなものを作れたらと調理師の専門学校に進もうとして、バイト先の店長が講師をする調理師学校に入学。
ホリィ=O=サマー(ホリィ=オー=サマー)
通称「王様」。英国からの留学生。ヒメの友人でトノとも仲良くなる。トノと同じくドーナツ好き。トノとヒメの関係をまどろっこしく思っている。
ホームステイ先の和菓子屋ではだらけている。眼鏡をかけたりジャージ姿で過ごす。薫とは仲が良く、傍から見ているとバカップル。
最終回では薫と結婚して央司(おうじ)という息子もできている。
沖咲 薫(おきさき かおる)
王様がホームステイしている和菓子屋「和咲」の息子。
可愛らしい容姿をしている。実はヒメとは小学生時代に会っている。そのときに「黒い西風」と名乗り、ヒメは「白魔(はくま)の閃光(せんこう)」と名乗って遊んでいた。遊園地でヒメと会ってお互いにそのことに気づいたが、初めて会ったことにした。
最終回では王様と結婚して央司(おうじ)という息子もできている。和菓子屋「和咲」をヒメの店の前に出している。
王様とは傍から見ているとバカップル。
尾根江 美代子(おねえ みよこ)
イセノのクラスメイトで友人。
芽上 恵(めがみ めぐみ)
イセノのクラスメイトで友人。
宇衛 八重(うえ やえ)
イセノのクラスメイトで友人。
大路 巴(ともえ)
7歳の女の子。ヒメとトノが買い物に出かけたときに出会う。母親の誕生日にドーナツを買いに来ており、ヒメとトノは一緒に食べれるようにとドーナツをプレゼントする。
店長
ヒメがバイトをしているドーナツ屋の店長。奥さんは出張中。世界ドーナツコンクール優勝者。ヒメとトノの中を応援している。
隣駅にできた自身が講師を務める調理師学校に入学しないかとヒメに提案する。
従業員
ヒメがバイトをしているドーナツ屋の従業員。店長に対しては毒舌。
ダイアナ
王様のおばあちゃん。王様が怠けると淑女的指導(ブレーンバスター)を行う。
景虎の姉
トノとヒメの関係をからかいつつも応援している。
コヒメ
トノとヒメの娘。央司とは仲良し。
央司(おうじ)
王様と薫の息子。コヒメには「おっくん」と呼ばれている。

単行本[編集]

まんがタイムKRコミックス芳文社)より発行。

タイトル 初版発行日 ISBN 備考
ヒメとトノ 1 2011年2月11日(2011年1月27日発売) ISBN 978-4-8322-7984-1
ヒメとトノ 2 2012年1月10日(2011年12月26日発売) ISBN 978-4-8322-4094-0

外部リンク[編集]