ハインリヒ・ゴイザー
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ハインリヒ・ゴイザー(Heinrich Geuser, 1910年8月3日 - 1996年6月26日)は、ドイツのクラリネット奏者。[1]
ネルトリンゲン出身。1926年からミュンヘン音楽院でアントン・ヴァルフにクラリネットを師事[2]。1929年に卒業後は、デュイスブルク、ケムニッツ、コーブルクの各都市の歌劇場をクラリネット奏者として渡り歩き、1936年にはヴィルヘルム・フルトヴェングラーに見い出される形でベルリン・シュターツカペレに移籍。1939年にはバイロイト祝祭管弦楽団に初参加している[3]。1949年にはフェレンツ・フリッチャイに推挙されて、新設されたRIAS交響楽団の首席クラリネット奏者となった。
1948年からベルリン高等音楽院の講師として後進の指導にも当たるようになり、1961年には教授に昇進している。1977年に引退。
バイロイトにて没。