ニセコアンヌプリ

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ニセコアンヌプリとは、北海道後志総合振興局かつニセコ積丹小樽海岸国定公園内にある活火山

概要[編集]

標高1,308.2mの活火山[1]。ニセコ火山群[2]に属しニセコ連峰の主峰である。世界の4大スキー場の一つに数えられ、西側にはイワオヌプリニトヌプリチセヌプリなどの山々、北側にはワイスホルンがある。尻別川を挟んで羊蹄山の向かいにあり、世界的なスキー場のある山としても有名である。日本三百名山である。山頂には一等三角点(点名「似古安岳」)が設置されている。

動植物[編集]

ニセコアンヌプリの主な動物はクマキツネタヌキホンドテンリスモモンガオコジョ等であり、鳥類は、モズウグイスキジバトオオルリカッコウクマゲラカワセミ等が多い。[3]また植物は、エゾイタヤシナノダケノヤチダケエゾマツダケカンバササネギシロダケコケモモハイマツハイデ等が主に自生している[4]

気候[編集]

ニセコアンヌプリの気候は、冬と夏、昼と夜の気温差が大きい。また、春から夏に空を見上げると、午前中に見たなら正午の、午後に見たなら真夜中の天候を予測できる。よって段々変化することを予測して主に登山にいかせる。

空において、雲がほぼ全てを占めるなら曇るが雨は降らず、暑くなる。青空に対して雲がやや多いならば大雨となり、気温は普通である。青空と雲が半々ならば、小雨となり、寒くなる。雲に対して青空が多いならば小雨となり、気温はやや暑い。青空がほぼ全てを占めるならば、雨は降らないがかなり寒くなる。そして霧で空が見えない場合は晴れて、とても暑くなる[5]

そして、雨が降り始める1~2時間前には、積雲層積雲が空に現れ始める。これらの雲は通常雨を降らさないが、ニセコアンヌプリの地形によって雨を降らせる。よって、もしこれらの雲が空にあれば、1~2時間以内に雨が降り始めると考えて良い。

経緯[編集]

ニセコアンベツ川の源流の山だったので、アイヌ語で山を意味する「ヌプリ」の接辞語を付けた。
現在の「ニセコ」の地名ははるかに後年の命名である。

脚注[編集]

外部リンク[編集]