トーク:L

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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ローマ字入力におけるLについて[編集]

アルファベットのLの意味といえば、ローマ字入力では『ら行』のオプションの子音字ですよね。ローマ字入力で、子音字にLを入力すると、一般的には、子音が消え、「LA LI LU LE LO」→小文字の「ぁ.ぃ.ぅ.ぇ.ぉ」と出てくるのが標準的です。ら行の全体は、「ら・り・る・れ・ろ」「ら行の拗音=りゃ・りぃ・りゅ・りぇ・りょ」となります。

ローマ字のら行の子音が、Rのみなのは、もしLだと、舌を上の歯茎に付けて発音する『ら行』で、Rの発音や日本語のら行の発音よりは固く鋭く、D(だ行)の調音がちょっと混ざり、日本語のら行がちょっと言いにくいからと思います。特に「りゃ行(ら行の拗音)=りゃ.りゅ.りぇ.りょ」は舌の位置がLの発音=「LYA LYU LYE LYO」だと発音しにくい気がします。Lのフォニックスには、「ライトL」と「ダークL」があり、「ダークL」ではら行の子音が弱くなり、「ウ」と「ル」の中間の音であるようです。ローマ字入力で、標準仕様の場合、Lが『ら行』ではなく『小文字』なのは、「LA LI LU LE LO」は、舌を上の歯茎に付けて、ダークLのフォニックス=「ウ」に近い響きが母音の「あ・い・う・え・お」の前に入った感じで、音量を下げた「あ・い・う・え・お」に近い発音であるか、もしくはローマ字の「小文字」の「小さい」の英語を意味する「Little」「Lower-case」の頭文字かもしれません。日本語の『ら行』は、舌を硬口蓋に近づけて発音するら行で、所謂弾き音と呼ばれ、舌の位置がRの系列だと思われます。ローマ字入力の『ら行』に「L」を使用しないのは、英語との混乱を防ぐためでもあるからでしょうか?

例えば、「奈良(意味:近畿地方にある都道府県、奈良県の略、または奈良県の県庁所在地、奈良市の略)」をローマ字で書くときは、「NARA」であり、もし「NALA」と書くと、ディズニーのライオンキングのキャラクターの「ナラ」と混同してしまうからです。

ローマ字入力の『ら行』の子音字は、メーカーによっては、LとR両方できるものもあり、CASIOの製品、2014年以前のMacに搭載されていた「ことえり」では、『ら行』の子音字は、Lでもできました。「LA LI LU LE LO」→「ら.り.る.れ.ろ」、「LYA LYI LYU LYE LYO」→「りゃ.りぃ.りゅ.りぇ.りょ」。Windowsのパソコン、2014年以降のMac、iPhone、ipad、SHARPの電子辞書、Canonの電子辞書、SEIKOの電子辞書、Brotherのラベルライター、Androidスマホでは、子音字に「L」を入力すると、「LA LI LU LE LO」→小文字の「ぁ.ぃ.ぅ.ぇ.ぉ」、「LYA LYI LYU LYE LYO」→「ゃ.ぃ.ゅ.ぇ.ょ」となっていて、ローマ字入力のら行の子音は、Rのみです。ローマ字入力で、Lが『ら行』になるのはCASIOしかないと思い、それ以外のメーカーは、多くの場合は小文字の子音に割り当てられているため、意味不明な感じがします。

ただし、Windowsのパソコンでは、ローマ字のら行をLで一文字入力した場合、変換すると「ら行」が出てきました。例:「明るい」をローマ字入力で打つ場合、「AKALUI」→「1.あかぅい 2.明るい」と出てきました。

これで見ると、アルファベットのLの意味って、ローマ字の『ら行』のオプションの子音字で合ってるんですよね?

ローマ字入力\メーカー Windows CASIO SHARP Canon Androidスマホ、Google日本語入力
LA
LI
LU
LE
LO
LYA りゃ
LYI りぃ
LYU りゅ
LYE りぇ
LYO りょ

--以上の署名のないコメントは、124.44.107.196 (トーク) さんが 2021-06-29T22:30:12‎ に投稿したものです。

日本語の仮名文字をラテン文字で正確に転記することは不可能なので、「どんな実装をしようと間違っている」といえるでしょう。「L」を Little の意味として捨て仮名の入力方法に充てているというのが定説のようですが(諸説あり)、ラ行の表記が混乱しているのを考慮すれば採用すべきではなかったのではないかと私は感じます。しかし現状「ローマ字表記」と「ローマ字入力」の両面で混乱が生じている以上、仰るようなWindowsの挙動のように入力補完してくれる場面が今後増えていくのかもしれませんね。--かにふとん (トーク) 2021-06-29T22:51:27 (JST)