トーク:ボギー大佐

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曲の構成・楽曲形式についてについて意見を募集しています。
議論は「トークページ」で行われています。

「ボギー大佐/アルフォード」の曲の構成・楽曲形式について[編集]

「ボギー大佐」は、オリジナルキー(原調、原曲キー)は、変ニ長調です。弦楽器も入ったフルオーケストラ版(管弦楽団・交響楽団)のキーは、ニ長調です。

曲の構成・楽曲形式の分析は、以下の通りです。分析するときは、音高はオリジナルキーの変ニ長調で書きます。「イントロ=前奏」と「A」と「B」は、「主部」です。調性は、「イントロ=前奏」と「A」は主調の変ニ長調、「B」は平行短調の変ロ短調、「トリオ」は下属調の変ト長調です。

  • 「①タイプ」…イントロ→A×2→B×2→A→トリオ×2で終わる。トリオで終わり、トリオの後、主部に戻らない形で、最後、下属調の変ト長調で終わる。ダカーポを指定しない曲ともいう。
  • 「②タイプ」…イントロ→A×2→B×2→A→トリオ×2→イントロ→Aで終わる。トリオで終わらず、トリオの後、主部に戻る形で、最後、主調の変ニ長調で終わる。トリオの後の主部は、「イントロ→A」のみである。「トリオの後の主部」は、再現部(?)みたいで、コーダ(Coda)の部分と同じ扱い。ダカーポを指定する曲ともいう。

「①タイプ」…形式を他の曲でいうと、「星条旗よ永遠なれ/スーザ」と同じ

「②タイプ」…形式を他の曲でいうと、「双頭の鷲の旗の下に/J.F.ワーグナー」、「ラデツキー行進曲/ヨハン・シュトラウス1世」と同じ

「ボギー大佐」の楽曲形式は、原典版・オリジナルの楽譜=アルフォード本人の自筆譜は、「①タイプ」? 「②タイプ」? 正しいのはどっちで書いたのでしょうか?

「ボギー大佐」の演奏者の音源を初めに聴いて覚えたときは、吹奏楽版では、「①タイプ」から覚えていました。弦楽器も入ったフルオーケストラ版(管弦楽団・交響楽団)では、全て「②タイプ」のアレンジのみに統一されていました。

吹奏楽版で、「②タイプ」は、演奏者は、「エルガー・ハワース指揮/フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブル(「フィリップ・ジョーンズ・アンサンブル」とも書かれる)」の1件だけでした。それ以外の吹奏楽版だと、どこを調べてみても、ほとんど「①タイプ」しか出てきませんでした。

音楽的には、ボギー大佐の楽曲形式は、「②タイプ=トリオで終わらず、トリオの後、主部に戻る形で、最後の部分は、曲の最初の調である主調の変ニ長調で終わる」の方が、雰囲気・イメージとしては、調性が解決・調和して曲を終わりに導く感じがするので、完全に帰着感、安心感、安定感、解決感があるので、音楽的には、「②タイプ」の方がいい気がします。

結局、答えは、「ボギー大佐」の楽曲形式の原典版・オリジナルの楽譜=アルフォード本人の自筆譜は、「①タイプ」が正しく、「①タイプ」が定着したのでしょうか? 「①タイプ」が定着したのが正しければ、結局、吹奏楽版の演奏では、著作権が切れていない限り、ほとんどが「①タイプ」に固定されたかもしれません。

もし著作権が切れていない限りは、「②タイプ」は、使いにくい気がします。

「②タイプ」だと、デメリットは、曲の長さがあまりにも長くなることもあり、オーディオCDの記録時間の範囲内・トータルタイムに収まり切らないときもあり、曲があまりにも長いと演奏するのが疲れるからでしょうか? 「②タイプ=トリオで終わらずに、トリオの後、主部に戻る形」は、オプションで、オリジナルではないでしょうか?

ボギー大佐は、すでに著作権が切れているので、著作権が切れていれば、問い合わせにより、市販されている吹奏楽楽譜を、楽譜内容の変更で、「①タイプ」だったのを「②タイプ」に改変したり、市販されている「マーチ・吹奏楽行進曲」のCDの一部の曲「ボギー大佐/アルフォード」の演奏者の音源を「エルガー・ハワース指揮/フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブル」に変更もできるのでしょうか?

「エルガー・ハワース指揮/フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブル」の音源は、ページは、