トーク:タイトルが命令文の作品

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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雑談[編集]

『ミルクタイムにささやいて』は、ぼくの感覚では命令文には思えなかったので除去しましたが、命令文じゃないなら何なんだろう.....と wikt:て#助詞 の大量の解説を見ながら、しばし唸ってしまいました。

強いて言うなら、1-1「動作・作用が推移、連続することを表す」と捉えるのが自然なように感じます。つまり「ミルクタイムにささやいて、お風呂タイムに話しかけて、ベッドタイムに寝かしつける」....というように(←これは今ぼくが適当に考えただけの例文ですが)、後ろに別の動作が並立して続く「余韻」を感じさせる技法としての「~て」なのではないかと。

ライ麦畑でつかまえて』とかも、似た感じだと思います。(ストーリーを踏まえると、主人公が「俺をつかまえてくれ!」と命令しているわけではない。「ライ麦畑でつかまえて、安全な場所に戻す」....というように、後ろに動作が並立する「含み」があるように感じます。)

逆に、『赤頭巾ちゃん気をつけて』あたりは命令文っぽさを感じますが、厳密に考え出すと区別は難しいところです。このタイトルも、命令ではない意味に捉えることもできそうです。

文章を完結させず、あえて「~て」でブツ切りにすることで、日本語がもっている大量の語義の可能性をすべて残して「含み」をもたせるところに、ネーミングの妙があるんだろうと思います。― BadEditor 2023-10-24T22:51:58 (JST)

P.S.フェアウェイの声をきかせて』とかも、命令なのか命令じゃないのか、どっちにも取れる微妙なタイトルですね。。。― BadEditor 2023-10-24T23:38:39 (JST)

  • ヨルシカの楽曲『言って』も命令とも取れるし違うような気もするし、これも微妙--オサレフリーク (トーク) 2023-10-25T08:00:41 (JST)
    • 上記の事情をそのまんま記事に加筆してみました。― BadEditor 2023-10-28T10:23:30 (JST)

雑談2[編集]

この手の記事の「あるある」として、自分の記憶のなかから自然に引っ張り出せるものを思いついて追記してるうちは楽しいんですが、機械的に検索しだした途端に冷めるんですよね。例えば、国立国会図書館のホームページで「なかれ」と検索すると4845件ヒットするわけで........それらは全部この記事に書かれる資格があるけれど、じゃあ書いて楽しいか? って言ったらもう楽しくはないですね。

ちなみに、「気をつけろ」で検索しても853件ありました。まぁ重複しているものもあるのでしょうが。― BadEditor 2023-10-25T00:26:54 (JST)