デザインパターン

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

デザインパターンとは、一般的な商用ソフトウェアにおいて、ありがちなコーディングスタイルおよび設計スタイルの集大成的なノウハウの集積物をいう。デザパタとも称される。これに習熟すると、「あるべきコードが、あるべき場所にある」という、(誉め言葉としての)「つまんねーコード」になるため、保守担当者には評判がよい。
ただし、コードの可読性が上がり保守性が上がるため、「工数を稼いでなんぼ」の中請けには非常に評判が悪い。かといって残業や休日出勤で就業時間を水増ししても発注元に申し訳が立たないので、「中請けのマネージャーが監視している間は仕事をしているフリだけはしておいて、趣味のプログラミングに走る」というのが日常的に行なわれる。このとき、下手に新人の指導などをしようものなら職場から放逐されるため、技術レベルが下がって生産効率が下がり、(顧客にとってはありがたくないが、中請けでカスっている輩にとっては)めでたく工数が増えて売上が上がる。

概要[編集]

たとえば、Java言語においては C言語と違って「広域変数」というものがない。そこで、静的なオブジェクトを定義して値を受け渡しする。これを「シングルトン実装」といい、デザパタのひとつである。
GUI を用いたアプリケーションでは、「エンティティ」などが知られている。new している最中にチョッカイを出されると落ちることがあるので、new し終わったのを確認してから制禦を渡すなどがそれにあたる。これをすると、「なんとか」というアプリケーション名があると、「なんとかEntity」というファイルがくっついてくるため、「ファイル数が増える! もっとコンパクトに書け!」といった苦情が来ることがある。

参考文献[編集]

脚注[編集]


関連項目[編集]


その他[編集]