ディープサウス
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ディープサウス(でぃーぷさうす、英:Deep South)は南北戦争において北部との戦争を主導した南部勢力の中心地である。綿花栽培の中心地帯であるため「コットンベルト」ともいわれる。米国最南部地方であることから、「深南部」ともいわれる。
構成[編集]
サウスカロライナ州、ジョージア州、アラバマ州、ミシシッピー州、ルイジアナ州の5州を指す。温暖な南部は綿花の栽培に適している。プランテーションによる綿花栽培が成功したため、これらの地域の経済は綿花中心であった。「綿花王国(コットンキングダム)」ともいわれる。砂糖(ルイジアナ)、米(サウスカロライナ、ジョージア)、タバコ(ケンタッキー、テネシー)も栽培される。
福音主義プロテスタント信仰が多いが、メソジスト、米国聖公会その他のプロテスタント会派の教会も多い。政治的には保守的である。
公民権運動はディープ・サウス白人層に激しい反発を招き、民主党への愛着を捨てさせることになった。