ダンスホール双竜

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ダンスホール双竜(ダンスホールそうりゅう)は、かつて愛知県岡崎市板屋町164にあったダンスホール。跡地には喫茶店の双龍亭(そうりゅうてい)がある。

説明[編集]

戦前の板屋町には龍城連と呼ばれる遊廓があり、1957年(昭和32年)の売春防止法施行まで花街として栄えた。龍城連の名残として小料屋の福柳(旧称はみどり)やダンスホール双竜があり、双竜は趣のある木造2階建ての近代和風建築だったが、1996年(平成8年)に閉店して取り壊された。1999年(平成11年)には跡地に双龍亭という喫茶店が開店した。現在の龍城連跡地では、ラブホテルのやんちゃ貴族、ビジネス旅館の山田旅館、福柳などが存在感を示している。

参考文献[編集]

  • 『岡崎市の今昔』樹林舎、2020年
  • 「ダンスは踊れない 再ブームの中、老舗ホール閉館へ 岡崎 純日本風“粋”の歴史残しつつ」中日新聞、1996年11月9日夕刊
  • 「バリアフリーの喫茶店 岡崎の『双竜亭』構造、素材に心遣い」中日新聞、1999年4月19日朝刊西三河総合版