ダハール (宇宙の法)

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

ダハール(Dahar)は、幸福の科学映画、宇宙の法シリーズに登場する人物である。リーディングなどの名前はカンダハール

概要[編集]

裏宇宙と呼ばれる世界の、宇宙の邪神(アーリマン)の使い。

アーリマンの部下として働いていて、恐怖で人類を支配しようと画している存在で、その手口は唯物論無神論を広めること。「宇宙人が攻めてきたら、科学技術に差がありすぎるため、抵抗しても地球人は勝てない」と宣伝し、恐怖を煽る。

その正体は裏宇宙からやってきた邪悪なレプタリアンである。

宇宙の法シリーズでのダハール[編集]

第1作の『UFO学園の秘密』では名称と核(もしくは目玉(眼球))らしき姿が出てきているが、ようやく第2作の『黎明編』でその姿が公開された。

こちらもその正体は裏宇宙と呼ばれる世界からやってきた宇宙の邪神の使いであり、自身も生まれ故郷である宇宙を「滅亡」と云う形で失い、裏宇宙に移っている。そのためか、地球神への強い怒りと恨みを持ち地球侵略の時を狙っている。また、時空を行き来する事が出来る他、「宇宙は全てダークマター(暗黒物質、暗黒エネルギー)から作られているもので、本質は暗黒であり、生きとし生ける者達はおできのようなもの」とも言いふらし、宇宙の光そのものを否定する他、恐怖で星を支配しようとしていた。この手口から分かる通り、彼が行っていることは結局において唯物論無神論、延いては自己中心性共産主義全体主義に基づいて行動していることが見て取れる。

タイラを罠にはめた邪悪な蜘蛛レプタリアンであり、その姿形が、異様なものになっているが、作品ごとに形状が異なっている。

形態[編集]

第一形態
黒いコートを着た白髪の少年の姿。赤黒い悪想念の糸を吹きかけ、敵を惑わせるほか、瞬間移動などの超能力も使いこなす。また、その言動は挑発的でつかみどころがない。
黎明編』ではこれらを駆使して、地球神アルファの計画を阻止して、「地球の歴史」を変えようと企み、手始めにタイラを惑わしブラックナイトに変えて3億3千万年前のマゼラン星雲ゼータ星の破壊を起こした他、地球の価値観と自分の意思の中で迷いが生じたザムザをも利用して地球を支配しようと画策した。だがこれが、同じく3億3000万年前の地球にやってきたレイによって阻止された事から作戦を変えて自分自身で地球侵略を成し遂げようとした。
エローヒム編』では前作同様黒いコートを着た白髪の少年の姿をしているが、よく見ると黒いコートの下部分にあった赤紫色のカラーグラデーションが省略されている。ケンタウルスβ(ベータ)星の宇宙人達を利用して地球を支配しようと企み、星の支配者であるエボル大将軍の征服欲を煽り、ダークマターの運用戦略を指南して巨大隕石爆弾を開発させ、地球に仕向けた。
第1戦目では、地球の防衛軍(エローヒム軍)の前に暗雲から渦を巻いた後現れ、挑発的な言動で軍を惑わせた後赤黒い悪想念の糸を両手から発して敵対する地球の防衛軍が抱えている諍いさえも地球侵略に利用しようと企み、戦闘員の帰依レプタリアン達や、第2戦目にて「悪には悪をぶつけるべし」という信念の下、ダークマターから吸収した破壊エネルギーによる暴力で全てをねじ伏せたルシフェルに対して洗脳を仕掛けてきた。
第二形態
少年の姿から、本性の蜘蛛型レプタリアンへと変身した姿。
黎明編』では、自分の手下がザムザ側に加担したのを見て、顔や人間体の胴体を除いた部分がこの姿に、つまり蜘蛛の様な姿に変貌し、悪想念の糸を使えるほか、複眼となり、口と腹の先から強い粘着質の糸を吐き出して相手の動きを封じる。レイを亡き者にしようとクワガタムシのような顎を出して殺害しようとするもザムザが身代わりになったことで失敗するが、それによってレイの心に怒りを感じたことで急遽洗脳を仕掛けようとしたが、これも地球神アルファによって打ち砕かれてしまう。
エローヒム編』でも登場するが、形状がより蜘蛛に近い姿になっている。こちらは複眼になっていない代わりにクワガタムシのような顎を常時露出している。戦闘の際、勝利を確信した彼は少年の姿からこの姿へと変身し、自らダークマターから生み出した蜘蛛の軍団やミノタウロスを率いて襲い掛かる。この方法でラジミールを負傷させ生死を彷徨わせ、ヤイザエルを戦意喪失に陥れ殺害。その後エローヒムシティをダークマターの空間に引きずり込むと共に地球神エローヒムの計画を阻止しようとピラミッド型の宮殿(修道院)に近づこうとするが、そこでパンダ姿のパングルと4枚の翼と炎の剣を持ったセラフィムと鉢合わせになり戦闘になる。
ダハール完全体
終盤で登場した第三形態。
黎明編』では巨大な蜘蛛の姿と少年の姿が合体した完全体で登場した。負傷した体もすぐに再生できる。地球侵略も間近になったのを感じスターゲートを使って3億3000万年前の地球の文明を破壊して、地球神アルファの計画を阻止して、「地球の歴史」を変えようと企ててるも、レイの愛と慈悲、そして勇気の力の前に敗れて自らの肉体が崩壊、中心から吸い込まれるかのように消えていった。だが、その後の下述の第3作目である『エローヒム編』のホームページでは「アルファと戦い敗れている」と記載されていることから、厳密にはアルファの愛と慈悲の教えの力の前に敗れ去った事になる。しかし仮にダハールの地球支配がなされると、未来の世界でも変化が起こり、人類全てが存在しなくなる可能性が高いことが、宇宙惑星連合とチーム・フューチャー5人組の会話で判明した。
エローヒム編』では複眼の昆虫型のドラゴンの上半身との尾をもつ蜘蛛の下半身を持った巨大な姿をしている。地球侵略が達成間近になったのを知り、勝利したと思った際に変貌するが、地球神エローヒムの「第三の目」に秘められた神秘の力によって時間が巻き戻された他、これによって一度は核ミサイルを地球のエローヒムシティ目掛けて自分の部下諸共消滅させようと発射したエボル大将軍も、自分の行いに間違いがあったことを知って、自分達の星へ帰ってしまったのを見て怒りを覚え、復活したヤイザエルと遂に対決する事になった。だがその後地球神エローヒムの絶大な地球愛の力と聖なる光の洗礼を受けて、宇宙の彼方へ引き上げるも、それを追ったヤイザエルによって今度こそ敗れ去った。