ダイナマイト

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

ダイナマイトは、ニトログリセリンニトロセルロースを配合したニトロゲルを6%含まれた爆薬である。

概要[編集]

ニトログリセリンの融点は8度であり、固体となるとさらに鋭敏性が高まり、爆発事故を起こすなど危険である。ニトログリセリンにニトログリコールを添加すると融点が-37度まで下がり、これを不凍ダイナマイトという。日本国内ではまず凍結しない。

沿革[編集]

1846年イタリアで発明されたニトログリセリンは常温で液体であり、当初はこれを瓶や缶に入れて販売していたが爆発事故が相次ぎ、世界各国は販売を禁止した。1866年珪藻土にニトログリセリンを染み込ませたところ、これは安全だったので「ダイナマイト」と名付けて販売した。

現状[編集]

ダイナマイトは高価で、製造、運搬が危険なため、より安全な含水爆薬に変更しつつある。

参考文献[編集]