ゾウガメ(象亀 英:Giant tortoise)とは、リクガメ科の中で、絶滅した複数の種とインド洋西部、ガラパゴス諸島に生息する2種のことである。
四肢や頸部の皮膚が象に見えることからそう名付けられた。
万年は生きないが、長寿であり、セントヘレナ島に住んでいる「ジョナサン」という個体は2022年時点で190歳である。
日本の動物園にいるゾウガメの殆どアルダブラゾウガメで、ガラパゴスゾウガメはiZooと上野動物園の2か所のみでみられる。
乱獲が原因で、数が減っており、現在は保護対象になっている。
- アルダブラゾウガメ Aldabrachelys gigantea
- インド洋上のセーシェル諸島とアルダブラ諸島に生息する。
- ガラパゴスゾウガメ Chelonoides niger
- ガラパゴス諸島に生息する。15もの亜種がいる。全亜種を種に格上げする説もあったが否定された。