セントヘレナ
（セントヘレナ島から転送）
ナビゲーションに移動
検索に移動
セントヘレナ（英: Saint Helena）は、南大西洋にある英国領の火山島である。南米の都市リオデジャネイロから4000km東、アフリカ南部のクネネ川河口から1950km西にある。緯度ではアフリカ南部のナミビアとアンゴラの中間にある。イギリス領セントヘレナ・アセンションおよびトリスタンダクーニャに属する。海岸はほとんどが絶壁である。内陸部では果実や野菜を生産する。
島のサイズは長径16kmと短径8kmである。使用言語は英語。面積は121 km2。人口は4,534人(2016年)である。
ナポレオン[編集]
ナポレオン・ボナパルト(ナポレオン1世)が1815年10月から亡くなるまで、流刑生活を送った場所として知られている。屋敷であったロングウッド（Longwood）に、アンリ・ガティアン・ベルトラン（Henri Gatien Bertrand）将軍とその家族、「32人の中国人」を含むスタッフ多数が住んでいたことが、英国で落札された目録によって明らかにされている。
教育[編集]
教育は5歳から15歳まで無償である。小学校はハーフツリーホローとロングウッドの2校があり、どちらも6年制である。卒業後は4年間の中学校課程が続く。中学校はロングウッドとセント・ポールズがある。高校はプリンス・アンドリューコミュニティ高校の1校だけである。大学はない。