スライム聖女
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『スライム聖女』（スライムせいじょ）は、原作：八緒あいら、漫画：午子の日本の漫画作品。
概要[編集]
『となりのヤングジャンプ』で2023年12月12日から配信。
単行本1巻発売を記念してYouTubeの「ヤンジャン漫画TV【集英社ヤングジャンプ公式】」でPVを公開[1]。
ストーリー[編集]
極悪令嬢と恐れられていたジェリィ・アスピック。スライムは使用人により殺害されたジェリィの血に擬態。ジェリィとして生きていくことにしたスライムは極悪令嬢としてではなく、みんなから愛される聖女として生きていくことを決め、周囲にやさしく接していく。
登場人物[編集]
主人公[編集]
- ジェリィ・アスピック
- 声 - 雨宮天（PV）
- 本作の主人公。極悪な令嬢として知られて恐れられていたが、恨みを買って使用人に殺害。このときの死体を主人公であるスライムが憑依してジェリィとして振舞うことになる。
- スライム
- ジェリィに憑依したスライム。森で出会ったルミルという元スライムの人間から新鮮な死体に入り込んで血に擬態することでスライムでも人間になれることを教わる。そして、殺害されたばかりのジェリィを偶然見つけて擬態。そのときにジェリィが極悪令嬢だったことを知るも、これ以上恨まれたりしないように皆から愛される聖女を目指すことを決意する。
- 肉が好物であり、屋敷で料理人から出される食べ物を何でもおいしくいただいている。元のジェリィと違って他人を助ける善性の持ち主であり、ウィルのことも突き出さずにエリンを助けている。
- 本物のジェリィ・アスピック
- 生前のジェリィ。一人娘で甘やかされて育ったことで聖女でありながら極悪令嬢となった。ささいなことで使用人をお仕置きとして拷問するなど好き勝手にふるまっていた。
アスピック家[編集]
- エリン
- アスピック家の新人メイド。母親の看病のために薬を買おうと働いており、弟や妹の面倒も見ている。当初は悪い評判ばかりのジェリィを恐れていたが、新人ということでジェリィと直接接したことがなかったこともあり、紅茶をほめられて頭を撫でられたことでジェリィのことを素敵な方だと認識。ジェリィに気安く接するようになったことで、ジェリィをいびっていた先輩メイドからもすごい子なのではと認識されるようになった。
- ウィル
- アスピック家の執事。
- ジェリィを殺害した張本人。ジェリィに病床にふせていた妹を助けるための条件として、拷問で死にそうになっていたメイドを殺すように言われ、殺さずにこっそりと逃がした。そのことを見透かしたジェリィから苦痛から解放されると聖水ではなく毒を渡したこともあり、恨んでいた。スライムとなったジェリィも殺害しようとした。しかし、スライムとなっているジェリィにより妹の病気が回復したことで、ジェリィが本物の聖女だと感動する。
その他[編集]
- エマ
- ウィルの妹。病気で寝たきりだったが、ジェリィのスライムの力で回復する。
単行本[編集]
集英社〈ヤングジャンプ・コミックス〉より発売。
| 巻数 | 初版発行日 | ISBN | 備考 | サブタイトル | ||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2024年7月23日（2024年7月18日発売） | ISBN 978-4-08-893335-1 |
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