シュシュブリーズ

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

シュシュブリーズは、日本競走馬

2011年生まれの日本の元競走馬で、現在は繁殖牝馬。愛称は『シュシュ』、黒鹿毛。馬名は仏語で「お気に入りのそよ風」。父フジキセキ、母ブリズデロートンヌ、母の父シンボリクリスエス社台コーポレーション白老ファーム出身。

現役時代はキャロットファームが保有するクラブ馬として中央競馬中尾秀正厩舎(栗東)に所属。2013年6月22日、函館競馬場にて芝1200m・牝馬限定の2歳新馬戦で1番人気に推され、その人気通りに2着に1馬身4分の1差で快勝するも、右前脚の脚部不安で2戦目に出走するまで8ヶ月かかってしまい、以降3戦で馬券外と良い結果を出せずにいた。その後はダート戦へ転向するも、1,2戦使っては半年近く休養ということが3回続いた。 2勝目は2016年3月の中京競馬場・ダート1800mで達成したが、以降勝ち星から遠ざかり5歳時に引退。

祖母オータムブリーズはその子と孫(本馬から見ると叔母やいとこ)から本文で記述するように活躍した馬が複数出ており、4代母はオールカマーなどを勝ったダイナフェアリー、さらに2代さかのぼると社台グループの基幹牝系の祖というべき名牝ファンシミンがいる由緒正しい牝系の出身である。出走馬の大半は勝ち上がり、半分くらいは2勝~3勝できる堅実な血統の持ち主である。そしてジェイエス繁殖馬セールにてリアルダービースタリオンの繁殖牝馬として850万円で落札され、藤沢牧場にて繋養されている[1]。落札後、近親のルヴァンスレーヴアイアンテーラーが活躍し、ニコニコユーザーを期待させた。

性格はごはんの時以外は自己主張もしないおとなしい性格である。食欲の執念は凄まじく、おやつのにんじんのためなら職員に首をかしげてかわいくアピールしたり、子供がいたら差し出してまで貰おうとしている。落としてはいけないものを落とした時は隠そうとしたり、ごはんかと思っていたが無かった日には見るからにしょんぼりしたりするなど感情は豊かである。母の父シンボリクリスエス由来のボリクリ耳が特徴で産駒にも遺伝している。

脚注[編集]

  1. https://sp.ch.nicovideo.jp/realdabista/blomaga/ar1181557 母馬決定!リアルダービースタリオン 2017/02/01 16:12 投稿