シャムロック リンクス
シャムロック リンクス(the shamrock LynX[1])は、日本の演劇ユニットである。
俳優の森戸貴之と牧野隆二を中心とし、2021年に旗揚げ。主にアイルランドの戯曲を上演する。
概要[編集]
2021年に旗揚げ。森戸と牧野の共同演出でアイルランドの戯曲を上演するユニット。
第1回の公演はLive配信公演とし、埼玉県・越生町の山奥にあるギャラリィ&カフェ山猫軒の外観で野外公演を行う。
作品はアイルランドの詩人ウィリアム・バトラー・イェイツの短編戯曲『煉獄』を打楽器演奏とコラボレーションし上演された。
ユニット名[編集]
由来[編集]
当初、森戸はユニット名を2人の名前から「森と牧の劇場」にする予定であった。
周囲の反対からユニット名を考え直し、shamrock(シャムロック)はアイルランド国花の三ツ葉。
また、第1回公演『煉獄』の会場名が「山猫軒」であることから、山猫のLynX(リンクス)を付け加えた。
山猫は「芸者」の隠語でもある。
メンバー[編集]
森戸 貴之(もりと たかゆき)[編集]
演出家 鈴木忠志のSCOT(Suzuki Company Toga)で俳優としてデビュー。
宮城聰 率いるク・ナウカ シアターカンパニー(Ku Na'uka theatre company)を経て、
「貴之新」名義で自身の劇団IAT(Irishbull Art Theatre)を旗揚げ。
2013年にアイルランドの詩人ウィリアム・バトラー・イェイツの短編戯曲『煉獄』を上演。
2021年、牧野とthe shamrock LynXを結成し、26年ぶりの共演を果たす。
牧野 隆二(まきの りゅうじ)[編集]
森戸と同じく演出家 鈴木忠志のSCOT(Suzuki Company Toga)、
宮城聰のク・ナウカ シアターカンパニー(Ku Na'uka theatre company)の活動休止後、SPACの『マハーバーラタ』『ペールギュント』等に出演。近年は舞踏を取り入れた身体表現を魅せる。
公演記録[編集]
煉獄(2021、ギャラリィ&カフェ山猫軒 野外ステージ)[編集]
演出:森戸貴之 牧野隆二
音楽構成:大久保潤
演奏:大久保潤 渡辺麻依 西尾早智子(tea for two)
照明:岩倉具輝
配信:山縣昌雄 伊藤就
撮影:岩倉具輝 山縣幸雄 中村圭吾
宣伝美術:山縣昌雄
写真:山縣幸雄
主催:the shamrock LynX
共催:劇団IAT まがたまCinema
後援:駐日アイルランド大使館
協力:ギャラリ&カフェ山猫軒 瀬音の街自治会 牧野聡子
ROYAL HAWAIIAN FILM SERVICE 劇団SPAC LABO!
関連項目[編集]
人物[編集]
鈴木忠志 SCOTの演出家
外部リンク[編集]
脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
- ↑ ロングランプランニング株式会社. “the shamrock LynX (シャムロック リンクス) 【Confetti Streaming Theater】 煉獄 ☆配信チケット |お得な公演チケットサイト Confetti[カンフェティ]” (日本語). www.confetti-web.com. 2021年6月26日確認。