シャトン (MÄR)
「あちしがシャトンちゃんだニャン♪」
シャトンは、『MÄR』に登場するキャラクターである。アニメ版の声優は、松来未祐。
概要[編集]
猫耳・猫尻尾を持った猫娘。語尾に「にゃん」とつけて話す。チェスの兵隊のビショップ三人衆の一人でビショップクラス最強らしい。漫画版では登場シーンは少なめだが、アニメ版では終盤にロコと共に登場シーンが大幅に増加している。
シャトンはフランスで猫を意味する言葉で、名前はそこから取られていると思われる。
漫画[編集]
ウォーゲームの6thバトルで、冒頭に書いてあるセリフと共にフードを投げ捨ててアランと対戦。アランが猫アレルギーという弱点を抱えていたこともあって、本来の動きをできないアランを圧倒して、対戦中にキスをするなどもした。さらにアランがカルデアで貰ったÄRMを持ってくるのを忘れるという失態を犯して味方からもブーイングを浴びるなかで、あっさりと必殺技を使ってアランに勝利した。
アニメ[編集]
アニメでも6thバトルでのアランとの対戦内容は大筋では同じ。シャトンがアランの胸を指で弄るシーン、顔を赤らめて「おじちゃん、可愛いにゃ」というなどのバトル中の絡みはやや増加していた。7thバトルでハロウィンとアランが対戦したときには、アランの応援にまわってロコに窘められている。その後もアランに「負けたらデートしてあげるにゃ」と言うなど、アランをかなり気にいっている様子を見せている。
86話以降はオープニングムービーにも登場するようになり、ロコと一緒にレギュラーといっていい程の扱いをうけるようになる。利害が一致したロコを振り回しながら、アランを追いかけていくようになる。ロコの頑張りでアランのもとにたどり着くも、ゴーストチェスとの戦いで自分を庇ったことでロコが幼児化。以後は、赤ん坊となったロコを背負いながらメルと一緒にいるようになり、仲間として認められていく。アランとの絡みも増えていくことになる。
レスターヴァ王が復帰したときにはチェスの兵隊である自分が傍にいては迷惑になると思って、ロコと一緒にアランの元から去ろうとした。しかし、アランが仲間として通信用のアームをくれたことで、喜んで「結婚するにゃ」と言いながらアランに抱き付いた。その後、強い魔力を持った存在を感じたアランが城でその魔力の持ち主と対峙して死亡すると、仮面をつけた男を倒すためにロコと一緒に旅に出た。
最終話ではアランが復活したことで、ロコとアランの三人で一緒に暮らしている姿が見受けられる。また、バッボも同じ家にいるようで漬物石のような扱いをしている。
料理はあまりうまくなく、ジャックは食べた瞬間に悶絶している。唯一アランはおいしく食べることができ、アランに料理を誉められたときには、ジャックの「新婚さんごっこ」という言葉にも気を良くしたこともあって、顔を赤らめながら喜んでいた。