ロコ (MÄR)
「ロコ、これでも32歳です」
ロコは、『MÄR』に登場するキャラクターである。アニメ版の担当声優は石毛佐和。
概要[編集]
チェスの兵隊の一人で階級はルーク。一人称は「ロコ」。小柄な体形で、金髪をツインテールにしている。
ダークネスÄRMの使い手であり、使用するごとに若返るという呪いの代償を受ける。呪いの影響で幼く見えるものの、ロコ自身は32歳であり、ナナシに対して冒頭のセリフを言っている。
漫画[編集]
イアンと一緒にスノウを捕えるようとしていたが、スノウが自ら氷漬けになったことで待機していた。そこに、ギンタたちがスノウの救出のために現れてイアンと交戦するのを傍観した。そのとき、無茶苦茶なÄRMの使い方をしたギンタ相手に驚愕の表情を見せている。その場は最終的にアランの登場などにより、遅れて登場したハロウィンと一緒に撤退している。
ウォーゲームの2ndバトルではナナシと対戦。ダークネスÄRMを使って動きを止めたうえで、常人相手なら2本打てば勝利できる釘を藁人形に打ちこむも反撃される。実力では劣っていたものの、ナナシがわざと攻撃を外したことでかろうじて勝利する。
2ndバトル後はウォーゲームに参加することもなく、ハロウィンにそのことを気にしているのではないかと言われている。
アニメ[編集]
アニメでも2ndバトルまでの扱いはほとんど同じ。アニメでは終盤に出番が増えていき、シャトンとコンビを組む場面が増えていくなど、原作よりも大幅に出番が増加。シャトンと同じく、アニメスタッフに愛されたキャラクターの一人と言っていいだろう。
最終決戦では、ロコとともにバトルを観戦。ハロウィンVSアラン戦では、アランを応援したシャトンに可愛らしく窘めている場面もある。ハロウィンがアランに敗れた後に、ハロウィンのアクセサリーを身につけている場面があり、ロコ自身はハロウィンに対して何かしらの感情を持っていたと思われる。
86話以降はオープニングムービーにも登場するようになり、シャトンと一緒にレギュラーといっていい程の扱いをうけるようになる。自らの若返りの呪いを解くÄRMを手に入れるために、アランを探すシャトンに同行。シャトンがアランと再会したときには、ÄRMによって苦しんでいるアランを助けてほしいというシャトンの頼みを何だかんだ聞き入れて、助けるなどシャトンに対して甘い姿勢を見せる。しかし、これ以上ダークネスÄRMを使うと赤ん坊になってしまうという状況になったことで、そこからは自分の目的を果たすために別行動をする。そして、混乱に乗じて何でも願いがかなうÄRMを手に入れようとするが、ピンチに陥ったシャトンを見て一緒に過ごした日々がよみがえってダークネスÄRMを使ってシャトンを助ける。その結果、思考回路などの中身はそのままで赤ん坊になってしまうことになった。以後はシャトンに背負われることが多くなり、シャトンが母親でアランが父親のようになっていく。
最終話では、赤ん坊の姿のままでアランとシャトンに育てられている場面が見られる。