シド・クラフトの最終推理
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『シド・クラフトの最終推理』は、筒井大志による日本の漫画作品。
概要[編集]
『週刊少年ジャンプ』2024年51号から連載[1]。ジャンルは「洋風サスペンスラブコメディ」としている。筒井大志による『ぼくたちは勉強ができない』以来の『週刊少年ジャンプ』連載作品。
ストーリー[編集]
シド・クラフトは、推理力で事件を解決していき名探偵と呼ばれて期待を裏切らないようにかっこつけていたが、本当は素敵な恋をしたいと思っていた。しかし、両親にいわれていたように名探偵の宿命かのように身近に事件が頻発。犯人が片想いの相手だったりして事件を解決するたびに落ち込むシドだが、周囲にいる警部のスフレ・フランベリや助手のエリオ・エヴリンの謎には気づかないのであった。
登場人物[編集]
主要人物[編集]
- シド・クラフト
- 名探偵。推理力が高いものの、本人は事件が嫌で血が苦手。周囲の名探偵としての期待を裏切らないようにカッコつけているものの、平和で素敵な恋愛にあこがれている。両親の言っていたように名探偵の宿命なのか身近で事件が次々と起こってそのたびに解決するものの、犯人が素敵だと思っていた人だったりすることが多くてそのたびに落ち込んでいる。腕っぷしは強い。
- スフレ・フランベリ
- 警部。シドをライバル視している。幼いころにシーくんと呼んでいた幼馴染との約束を果たそうと頑張っているが、その相手がシドとは気づいていない。
- エリオ・エヴリン
- シドの助手。シドのことを師匠として尊敬している。コミュが高く、いろいろな人と交流がある。
- それは冤罪を晴らしてもらったシドのもとで働くため、男性募集の要項を見て男装している。そのため、シドの前では長い髪を帽子で隠したりして男としてふるまっている。恋愛小説を描く大作家「レヴィ・オレイン」として活動しているが、シドが読んでいることには気づいていない。
- ルル・シャノワール / 霧猫(きりねこ)
- 代々富める悪人から奪って貧しいものに分け与える怪盗霧猫の7代目。内気な性格で恋愛小説が好き。シドに犯行を阻止されたことでライバル視する。
その他[編集]
- ジョディ
- 物語冒頭の事件の犯人。シドがひそかに片思いしていたが、殺人事件の犯人だった。
- ジム
- 洗面所に忘れていたメガネをシドに見つけてもらう。
- リメリィ・ローズ
- シドがエリオに誘われていったパブのマスター。
- ズック・ハキナ
- 靴屋の息子。リメリィに殺害される。
- ルーチェ
- シドとエリオが書いている恋愛小説「ソフィアの許されざる恋」について文通していた。シドは女性だと思っていたが、会って男性だとき分かるも親友になる。
- ペティ・ジーン
- 女詐欺師、変装の名人。
- シザーレッグ
- 足の病気で亡くなった娘のためにと健康な人間の足を切り取って墓にそなえていた。ゼロ・クラフトなる者からこうすれば娘が生き返るといわれて犯行を重ねていたが、シドとエリオが家に来た時に捕まった。