ザ・ファブル

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ザ・ファブルとは―――　南勝久による漫画である―――

『週刊ヤングマガジン』にて2014年49号から連載が始まり―――2019年51号をもって完結した―――

現在では第2部となる「ザ・ファブル The second contact」の連載が始まっている―――

2019年には岡田准一が主演で実写映画化もされている―――

ストーリー[編集]

ファブルと呼ばれる凄腕の殺し屋である主人公の「佐藤明（アキラ）」と「佐藤洋子（ヨウコ）」[注 1]が一般人として大阪の街で1年間を過ごしていく、というストーリーである―――　ファブルと付き合いのある小さな暴力団「真黒組」のもとで暮らし始めるものの、殺し屋稼業で身についた癖を思わず出してしまったり、真黒組若頭の海老原とのすれ違いや邂逅、デザイン会社「オクトパス」への就職など、一般人として生活することをアキラは存分に楽しむ―――

しかし―――　真黒組の内乱などで事態は徐々にキナ臭くなっていく―――

登場人物[編集]

主要人物[編集]

佐藤明（さとう あきら） / ファブル
演 - 岡田准一 / 声 - 興津和幸
本作の主人公―――　ボスに与えられた偽の名義が「佐藤明」であり、偽名である―――　決して殺人に快楽を覚えているわけではなく、あくまでプロとして仕事をこなしているだけである―――　良くも悪くも純粋である―――　「プロとして」が口癖であり、ことあるごとに口にしている―――　
裏世界では殺し屋ファブルとして知られている
佐藤 洋子（さとう ようこ）
演 - 木村文乃 / 声 - 沢城みゆき
アキラとペアで仕事をしている―――　アキラと同様に本名が不明である―――　仕事の補佐[注 2]がメインであるが、格闘や銃器の扱いもできる―――　アキラとは違い一般人としての感覚も持ち合わせている―――　暇つぶしに口説きに来た男を酔いつぶすドランククイーンでもある―――　
清水 岬（しみず みさき）
演 - 山本美月 / 声 - 花澤香菜
アキラの住んでいるアパート近くに住んでいる

真黒組[編集]

浜田 広志（はまだ ひろし）
演 - 光石研/ 声 - 石井康嗣
真黒組四代目組長
海老原 剛士（えびはら たけし）
演 - 安田顕 / 声 - 大塚明夫
真黒組若頭を務めており、前科5犯の武闘派―――　スジや人情を重んじる昔器質のヤクザである―――　どこかタガが外れた人物の多い本作の中での貴重な常識人―――　面倒を見ていた舎弟が騒動を起こしたり手違いで愛車をスクラップにされたりと苦労人―――　
真黒組五代目組長。
黒塩（くろしお） / クロ
演 - 井之脇海
海老原の舎弟
小島（こじま）
演 - 柳楽優弥 / 声 - 津田健次郎
海老原の弟分

ファブル[編集]

ボス
演 - 佐藤浩市 / 声 - 小村哲生
本名不明。アキラと洋子の師匠。

その他[編集]

ジャッカル富岡（ジャッカルとみおか）
演 - 宮川大輔 / 声 - 福島潤
組織の男1、2
声 - 鈴木琢磨、伊原正明
アニメ第1話登場。
車上荒らし1、2
声 - 真木駿一、野川雅史
アニメ第1話登場。

書籍[編集]

講談社〈ヤンマガKCスペシャル〉〉より発売

巻数 初版発行日 ISBN 備考 サブタイトル
1 2015年3月6日（2015年3月6日発売） ISBN 978-4-06-382563-3
  • 第1話／お引っ越し
  • 第2話／佐藤兄妹
  • 第3話／組長と若頭
  • 第4話／新居にて
  • 第5話／屋上のスナイパー
  • 第6話／ジャッカル
  • 第7話／チャンピオン
  • 第8話／素晴らしい夜

映画[編集]

2019年6月21日に第1作が公開。

テレビアニメ[編集]

2024年4月より放送される。

各話リスト[編集]

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督 総作画監督
第1話 お引っ越し 高島雄哉 亀井隆 松井信太郎 内田裕、山縣クリカ、八木元喜、齊藤格
中澤勇一、木ノ崎英春、興村忠美、林隆祥		 大下久馬、齊藤格
江本正弘
丸山修二木
ノ崎英春

その他[編集]

本作では文字の後ろにほぼ「―――」が入ることが多い―――　作者曰く、会話の間を表現しているとのことだが、この独特の表現に惹かれるファンも少なくない―――
長音記号の「ー」ではなく、余韻や区切りとしてのダッシュ記号「―」である―――　なお、SNSなどではダッシュ記号を使うと線が途切れてしまうこともあるため、罫線の横棒「─」で代用することもある―――

脚注[編集]

  1. ↑ 当然偽名である―――
  2. ↑ 監視カメラの破壊、アキラの送迎など―――

外部リンク[編集]

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