ザビーネ・マイヤー

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ザビーネ・マイヤー(Sabine Meyer, 1959年3月30日[1][2] - )は、ドイツクラリネット奏者。[3][4]

クライルスハイム出身。クラリネット奏者の父カールに幼少期より音楽の手ほどきを受ける[5]。当初はヴァイオリンを習得し、11歳でユーゲント・ムジツィエルト・コンクールに参加している。しかし、8歳からクラリネットの鍛錬をすることになり、1972年にシュトゥットガルト音楽院に入学してオットー・ヘルマンにクラリネットを学んだ。また兄ヴォルフガングの師であるハノーファー音楽演劇大学ハンス・ダインツァーの薫陶を受けた。1979年にボンで開催されたドイツ音楽コンクールのクラリネット部門で2位入賞[6]。1981年にバイエルン放送交響楽団の首席クラリネット奏者に就任したが、翌年にはベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の入団試験を受けている。この入団試験でヘルベルト・フォン・カラヤンに才能を認められたが、強引に入団させようとするカラヤンと楽団のルールに則って入団を拒絶する団員側の確執を受けて、自ら入団希望を取り下げた[7]。この騒動を通してクラリネットの名手として注目を集めるようになった。

1993年からリューベック高等音楽院で教鞭を執る。

脚注[編集]

  1. アーカイブ 2021年3月17日 - ウェイバックマシン
  2. klassik.com : Meyer, Sabine (Interpret, *1959)”. 2021年3月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月17日確認。
  3. schleswig-holstein.de - Inhalte - Schleswig-Holsteiner Sabine Meyer”. 2021年3月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月17日確認。
  4. ‎マイヤー(Sabine Meyer)とは - コトバンク”. 2021年3月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月17日確認。
  5. ‎Sabine Meyer on Apple Music”. 2021年3月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月17日確認。
  6. この時1位を獲ったライナー・ヴェーレと、後に結婚することとなる。アーカイブ 2021年1月27日 - ウェイバックマシン
  7. ‎ザビーネ・マイヤー事件【帝王カラヤンとベルリン・フィルの確執】”. 2021年3月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月18日確認。