ゴールデンマン
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『ゴールデンマン』(GOLDENMAN)は、ペトス(原作)、恵広史(漫画)による日本の漫画作品。
概要[編集]
ストーリー[編集]
行方不明になったヒーローのゴールデンマンに代わって記憶を失った謎の男。ゴールデンマンに代わってヴィランの脅威から町を守るために、周囲は謎の男をゴールデンマンと噓をついてヒーロー活動をしてもらうことにするのだった。
登場人物[編集]
- ゴールデンマン / モロボシ
- 記憶喪失の男。本物のゴールデンマンは廃工場で火事が起こって子供を救出したのち、再び工場へと入り行方不明となる。代わりに出てきたのがゴールデンマンのスーツを着た男であり、意識を失って倒れた後に記憶を失っていた。消えたゴールデンマンのことを捜索するために周囲は彼をゴールデンマンと嘘をついていることもあり、記憶を失った男は自分をゴールデンマンと信じるようになり、消えたゴールデンマンに代わってヒーロー活動を行うことになった。怪力で頑丈。
- デルタとの戦いの後に図分が本当のゴールデンマンではないことを知るも秘密基地のみんなへの愛情は変わらず、ゴールデンマンを続けることにする。
秘密基地[編集]
ゴールデンマンをサポートする基地。
- ブルース
- 女性のメカニック。記憶を失ったゴールデンマンに対してそのままでいてほしいと思い、最初にゴールデンマンと噓をついた。記憶を失ったゴールデンマンに対しても気安く接しており、外泊のときも家に泊めている。嘘をついていたことに罪悪感を感じており、モロボシが本当のゴールデンマンでないことを知った時には泣いて謝罪する。
- 萬壽街の出身。
- 教授
- 司令官。本名不明。世界で有数の財閥のティラー財閥の当主でゴールデンマンの活動資金を出している。
- リーチ
- 女性の秘書。
- イワク
- トレーナー。
ヴィラン[編集]
- Dr.センティビート / ムカデはかせ
- 記憶を失ったゴールデンマンが初めて戦ったヴィラン。ゴールデンマンが大好きでゴールデンマンのことを研究していたが、記憶を失ったゴールデンマンは戦闘スタイルが全然違うこともあって敗れる。最後に転落死するところをゴールデンマンに助けられて捕まる。
- 脱獄したあとにゴールデンマンと再び接触。ゴールデンマンが以前のゴールデンマンと別人だと確証するも、今のゴールデンマンと昔のゴールデンマンで推しが二人になったと喜ぶ。ゴールデンマンと共闘した後、ひとまず刑務所に戻る。
- サルコウ
- 高い身体能力と氷を生成する能力を持つヴィラン。速さにこだわりがあり、ゴールデンマンをスピードで上回るも、建物を駆使した作戦の前に敗れる。最後はゴールデンマンに命を救われて敗北を認めた。
- 花魁トルーパー(おいらんトルーパー)
- 観光好きのヴィラン。時々観光先でもめ事を起こし、シェイクの味が違うと揉めて隕石のあとのような穴を作ったりした。
- 空間を裂く一撃必殺の剣術の使い手で、巨大な斬撃派の禿(かむろ)の他に近接戦も強く最強のヴィランとも呼ばれる。空間を裂く能力自体は彼女自身の力であり、刀は衝撃波の威力を抑えて狙うための補助的役割なため、刀なしで空間を裂くとクレーターのような大穴を作り出す威力になる。
- キレやすく行く道を妨げるものは殺すため、ゴールデンマンが人殺しをとめたために交戦。ゴールデンマンに花魁トルーパーの刀を奪ったら勝ちという条件を呑まされ、秘密基地の協力で禿のタイミングを見極めたゴールデンマンに刀を奪われて負けを認める。記憶のないゴールデンマンのことを知っているようで、ネオヨークには裏がありこの街にはいってはいけないと忠告をして去っていく。
- モノス・モナス
- ハッカーヴィラン。ネオヨークの十人全員が自分の記憶と人格をコピーした個体になるべきだと考えて住人を殺して代わりを補充しようとしている。手始めに電車をハックして海に突っ込ませようとしたが、ゴールデンマンによって失敗。脱獄したDr.センティビートに人質として捕まる。
- デルタ
- モノス・モナスが作ったロボットの一つ。何者かが操ってモロボシの力を引き出させた。
萬壽街[編集]
- シュガー
- 萬壽街の幹部。ブルースとは顔なじみだが、町を出たブルースに対しては思うところがある。
- 萬壽街の生まれではなく、研究施設で日検体にされて捨てられたところをボスに受け入れられた。研究の結果、不死身の能力を持つが、その代わりに体はもろい。
- シナモン
- 萬壽街の幹部。
- 萬壽街の生まれではなく、研究施設で日検体にされて捨てられたところをボスに受け入れられた。研究の結果、特製の武器を生成できるが、非常に痛みを伴う。
用語一覧[編集]
- ネオヨーク
- ゴールデンマンの守る街。ネオヨーク以外の街は治安維持のために国の軍隊が介入しており、ヴィラン対策のために街の出入りも厳重に規制され、市民の行動も制限されている。ネオヨークは軍の介入を拒否してゴールデンマンが街を守っており、他の街のような制限もないことから「自由の街」と呼ばれている。
- ヴィラン
- 街を害する存在。
- 萬壽街(ばんじゅがい)
- ネオヨークの一角に存在しており、排他的で非友好的。ネオヨーク市民からの心証はよくなく、ドーナツの穴と揶揄されている。外に情報を漏らさず、内々で運営している。ボスは幹部のシュガーとシナモンにしか会わない謎多き人物。
単行本[編集]
講談社〈ヤンマガKC〉より発売。
巻数 | 初版発行日 | ISBN | 備考 | サブタイトル | ||
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ゴールデンマン 1 | 2024年5月7日(2024年5月7日発売) | ISBN 978-4-06-535599-2 |
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ゴールデンマン 2 | 2024年8月6日(2024年8月6日発売) | ISBN 978-4-06-536547-2 |
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ゴールデンマン 3 | 2024年11月6日(2024年11月6日発売) | ISBN 978-4-06-537464-1 |
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