ゴルフ場鉄柱倒壊事件

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ゴルフ場鉄柱倒壊事件(ごるふじょうてっちゅうとうかいじけん)は2019年台風15号の強風により千葉県市原市ゴルフ練習場の鉄柱が倒壊し、周辺の住宅に被害が出た事件である。

概要[編集]

2019年9月9日、千葉県市原市のゴルフ練習場の金属製鉄柱が延長約140mにわたりネットごと倒壊し、民家22棟の上に倒れこんだ[1]

屋根が壊れるなどの被害は22軒に及ぶ。9月30日になっても鉄柱が撤去されず、3週間が経過した[2][3]

撤去[編集]

東京都江戸川区解体業者フジムラ」は住民を対象に説明会を2019年9月26日に開き、無償で倒れた鉄柱を撤去する方針を示した[4]

2019年10月28日に撤去が始まり、初日は駐車場などに倒れた3本を撤去した。[5]

救出[編集]

その下敷きになった20代女性が重傷を負った。市原市消防局五井消防署高度救助隊が首から下を挟まれた女性を最大約45トンの力で隙間を広げる電動スプレッダーを使用して倒壊から36分後に救出した[6]

補償[編集]

ゴルフ練習場の弁護士は自然災害だから、責任はなく家屋の修理費は払わないと主張している[7]

事後対策[編集]

全日本ゴルフ練習場連盟(JGRA)は全国約3600カ所の練習場に向け、練習場の施設機器の点検やマニュアルの存在を注意喚起した[8]

リファレンス[編集]