ゲバルト棒
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ゲバルト棒(ゲバルト棒)とは、かつて極左などが使用していた武器の一種。ゲバ棒とも。語源はドイツ語のゲバルト(Gewalt)であるとされる。同じ語源のものとして内ゲバ・ゲバ文字が存在する。
概要[編集]
角材や鉄パイプなど、棒状のものをそのまま武器に転用したもの。即席武器の一種。 ゲバルト棒とヘルメットを合わせてゲバヘルといい、1967年に発生した羽田事件が後年の武装闘争様式のルーツともいわれる。また、このゲバヘルにマスクを追加する場合もある。
なお、2023年2月15日夜から16日にかけて行われた成田空港建設用地の強制執行時、反対派がゲバ棒とヘルメットという格好で抵抗したことが報道され、往年の反対運動がHDリマスターされたのかと誤解する人もいたようだ。
プラカード[編集]
デモ活動で掲げられるプラカードであるが、文字が書かれた板を取外し、ゲバ棒化し暴動になるケースもある。TBS成田事件においては、機動隊がTBSのマイクロバスに積んであったプラカードを一時預かりとしたのもこのためである(反対同盟の者が積み込んだもの)。